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令和3年度「大谷竹次郎賞」のお知らせ

 12月13日(月)、第50回令和3年度 「大谷竹次郎賞」は、対象作品なしと発表されました。

 「歌舞伎俳優によって上演された新作歌舞伎および新作舞踊劇を対象とし、娯楽性に富んだ優れた脚本」に対し、松竹株式会社、公益財団法人松竹大谷図書館が贈る「大谷竹次郎賞」。昭和47(1972)年より毎年、松竹株式会社創業者の一人で、新作歌舞伎の上演に尽力していた大谷竹次郎の誕生日にちなみ、12月中旬に発表しています。

 

 一昨年の第48回では、三谷幸喜氏の『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち』、丹羽圭子氏・戸部和久氏の『風の谷のナウシカ』の2作が受賞、竹柴潤一氏の『本朝白雪姫譚話』が奨励賞を受賞しました。来年以降も、歌舞伎の財産となる脚本が生まれることを期待しての今回の報告でした。

2021/12/13