2024年9月3日（火）～10月23日（水）、公益財団法人松竹大谷図書館が、クラウドファンディングプロジェクト「演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】」を始動。劇作家・北條秀司（明治35[1902]年～平成8[1996]年）の唯一無二の資料であるスクラップブックなどの保存と、図書館運営資金について、支援の募集を開始しました。

 

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　松竹大谷図書館は、演劇、映画に関連する貴重な資料を所蔵している専門図書館です。歌舞伎や新派、ミュージカルなどのプログラムや台本、映画シナリオ、パンフレットなど約50万点を無料で一般公開しています。今年13回目を迎えるクラウドファンディングでは、図書館の資料を守るための支援者を募集します。支援は、クラウドファンディング「READYFOR」プロジェクトページを通じて行うことができます。

 

　閉架式の図書館である松竹大谷図書館では、所蔵資料がすべて書庫に収納されており、次世代へ資料を保存するために保存環境の改善が重要となります。今年度は、ご支援により図書館の資料保存の要となる電動移動書架のメンテナンスのためのモーター交換を行います。さらに、『浮舟』、『井伊大老』、『狐狸狐狸ばなし』などの歌舞伎作品を手がけた北條秀司のスクラップブックなど、約600点の貴重資料を保護するための、アーカイバル容器（保存箱）を制作します。

 

　作品の上演ごとに北條秀司本人によりつくられたスクラップブックは、演出家や研究者に公開され、人気戯曲の創作の過程を記録した貴重な資料として、北條作品の上演や研究に役立てられてきました。松竹大谷図書館内では10月30日（水）まで、このスクラップブックの一部をはじめ、北條秀司の自筆原稿や色紙、台本などの特別展示も行われています。

 

　プロジェクトでは、支援額に応じてそれぞれのリターンが設定されています。主旨にご賛同される方は、リターンの内容をご確認のうえ、ぜひご協力ください。 

 

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READYFOR　クラウドファンディングプロジェクト

演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】

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■期間

2024年9月3日（火）11：00～10月23日（水）23：00

  

■支援方法

「READYFOR」プロジェクトページから、各支援金額の「リターン」を選んでクリックすると手続きできます。

 

■リターン（支援に対するお礼）

　支援金額に応じ、北條秀司作品「歌舞伎台本」文庫本カバー2枚1組セットや、松竹大谷図書館オリジナルグッズ組上燈籠絵シール、さらに、数多くの北條作品に出演する新派女優の波乃久里子をゲストに迎えた、トークショー「劇作家・北條秀司、その作品の魅力を語る」へのご招待などが用意されています。

 

　そのほか、プロジェクトの内容やリターンについての詳細は「READYFOR」プロジェクトページをご覧ください。

 

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関連企画展示

「初展示！劇作家・北條秀司の貴重資料たち」

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■開催期間　

2024年9月2日（月）～10月30日（水）

平日10：00～17：00

※土日祝、毎月最終木曜日は休館

 

■場所

公益財団法人松竹大谷図書館　閲覧室

東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア3階

 

■お問い合わせ

公益財団法人松竹大谷図書館事務局　03-5550-1694（平日10：00～17：00）