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劇場の記録を残す映画フィルムを守るプロジェクト、支援者募集開始

劇場の記録を残す映画フィルムを守るプロジェクト、支援者募集開始

 演劇と映画専門の「松竹大谷図書館」。歌舞伎やその他の演劇、映画に関する資料を一般公開しています

 9月7日(火)~10月27日(水)、公益財団法人松竹大谷図書館が、クラウドファンディングプロジェクト「【第10弾】歌舞伎や映画、フィルムがつないだ記憶を遺す。」を始動。約90本の映画フィルムの保存状況改善の費用と、図書館運営資金について、支援の募集を開始しました。

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 松竹大谷図書館は、演劇、映画に関連する貴重な資料を所蔵している専門図書館です。演劇、映画、日本舞踊、テレビドラマ等に関する台本、プログラム、写真など約49万点を無料で一般公開しています。これらの資料を守るために始まったクラウドファンディングも、いよいよ今年で10回目。今回も支援はクラウドファンディング「READYFOR」プロジェクトページを通じて行うことができます。いただいた支援金は、図書館運営費と、映画フィルムの保存状況改善に充てられる予定です。

 

劇場の記録を残す映画フィルムを守るプロジェクト、支援者募集開始

 状態調査を行い、フィルム缶の入れ替えを行う【映画フィルム】

 第10弾プロジェクトで、保存状況改善を目指す【映画フィルム】は、松竹大谷図書館の書庫に保管されていた、35㎜から8㎜までのさまざまな形態のフィルム約90本です。歌舞伎の舞台の記録映像や、「歌舞伎座復興」「東劇オープン」といった劇場にまつわる記録映像のほか、松竹大谷図書館の創設者である大谷竹次郎が所蔵していたフィルムも含まれています。

 

 現在、経年劣化により、これらのフィルムに「ビネガーシンドローム」という劣化現象が起こりつつあります。今回のプロジェクトでは、ご支援によりこれらの劣化したフィルムの状態調査を行い、新しい保存用のフィルム缶へ入れ替えを行うなど、保存状況の改善を進める予定です。そしてこれらの作業をステップにして、いずれは松竹大谷図書館だけが所蔵する貴重なフィルムに関しては補修やデジタル化という次のステップに進み、歌舞伎をはじめとする近代の日本の演劇、また日本を代表する映画の製作や興行を担ってきた松竹の歴史をひもとく手がかりとすることを目指しています。

 

 プロジェクトでは、支援額に応じてそれぞれのリターンが設定されています。主旨にご賛同される方は、リターンの内容をご確認のうえ、ぜひご協力ください。 

 

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READYFOR クラウドファンディングプロジェクト

【第10弾】歌舞伎や映画、フィルムがつないだ記憶を遺す。

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劇場の記録を残す映画フィルムを守るプロジェクト、支援者募集開始

 左から、「映画台本」文庫本カバー、「歌舞伎台本」文庫本カバー ※大きい方は本物の台本、文庫本カバーは見本

期間

2021年9月7日(火)11:00~10月27日(水)23:00

 

 

支援方法

「READYFOR」プロジェクトページから、各支援金額の「リターン」を選んでクリックすると手続きできます。

 

 

リターン(支援に対するお礼)

劇場の記録を残す映画フィルムを守るプロジェクト、支援者募集開始

 リターンのひとつ。組上燈籠絵『組上付属おはやし』のデザインの文庫本カバー

 当プロジェクト限定 歌舞伎台本『桜姫東文章』と映画台本『夜叉ヶ池』の表紙デザインの文庫本カバー、松竹大谷図書館が所蔵する組上燈籠絵『組上付属おはやし』のデザインの文庫本カバーなどが用意されています。さらに、歌舞伎記録映像上映付きの松竹大谷図書館見学会へのご招待もあります。

 

 そのほか、プロジェクトの内容やリターンについての詳細は「READYFOR」プロジェクトページをご覧ください。

 

 

お問い合わせ

公益財団法人松竹大谷図書館事務局 03-5550-1694(平日10:00~16:00)

2021/09/07