2023年7月3日（月）より上演中の、歌舞伎座「七月大歌舞伎」昼の部『菊宴月白浪』のダイジェスト映像と特別ビジュアルが公開されました。

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　歌舞伎座「七月大歌舞伎」の昼の部で上演される『菊宴月白浪（きくのえんつきのしらなみ）』は、歌舞伎の三大名作の一つ『仮名手本忠臣蔵』の世界を題材に、鶴屋南北により独創性豊かに描かれた作品です。人々に愛され続ける「忠臣蔵」の後日譚の形をとり、原作では憎まれ役として描かれる斧定九郎がお家再興を目指す忠義者として登場。全編を通して「忠臣蔵」のパロディの要素が散りばめられ、奇想天外な物語が息つく間もなく展開されます。昭和59（1984）年の歌舞伎座で、文政4（1821）年の初演以来実に163年ぶりに三代目市川猿之助（現 猿翁）により復活された後、「三代猿之助四十八撰」の一つにも選ばれた人気作です。

　このたびは32年ぶりの上演となり、初日以来、連日盛り上がりを見せています。なかでも、大凧での宙乗りは最大のみどころで、公演に先んじて、三代目猿之助のビジュアルが先月公開されました。そして今回、市川中車演じる斧定九郎が3階席へ向かって宙を舞う写真を用いた特別ビジュアルが公開。合わせて、『菊宴月白浪』の魅力が詰まったダイジェスト映像も公開されましたので、どうぞご覧ください。

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　歌舞伎座「七月大歌舞伎」は28日（金）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。