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團十郎が南座「まねき上げ」でご挨拶

 

  2023年11月26日(日)、南座で「當る辰歳 吉例顔見世興行」のまねき上げが行われました。

 来月の「吉例顔見世興行」に向けて、勘亭流という書体で出演俳優の名前や興行名などを記した「まねき看板」。南座の正面に設置された青竹組みの矢来の上に、まねき看板を1枚ずつ掲げる「まねき上げ」は、京都の冬の風物詩となっています。十三代目市川團十郎白猿襲名披露、八代目市川新之助初舞台の公演となる今年は、團十郎、新之助、市川ぼたんが八坂神社での成功祈願を行った後、南座のまねき上げの式典に登場しました。

 

 團十郎は、「このたび、團十郎という名前になり、顔見世の南座にはじめて襲名披露でお邪魔させていただきます。團十郎というまねきは、父(十二世市川團十郎)が最後に顔見世興行に出演してから11年ぶりに上がります。今年のまねき看板は72枚あるそうで、これほど多くの歌舞伎俳優がこのたびの顔見世に出演するということで、歌舞伎界にとりましても、大変華やかな興行となります。ぜひ、お友達やご家族と一緒に南座にお越しください」と、呼びかけました。

 

  

 ぼたんは「憧れていた南座に立つことができて本当にうれしいです。市川ぼたんというまねきが上がることを誇りに思い、父と弟の襲名披露の舞台で一所懸命がんばります」、新之助も「市川新之助という名前になって、初めてまねきが上がり、とてもうれしいです。12月の舞台をぜひ観に来てください」と、挨拶をしました。集まったお客様から「成田屋」という大向うが多数かかるなか、最後は團十郎による手締めで公演の成功を祈念し、顔見世への期待が高まるひとときとなりました。

 京の年中行事「當る辰歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」は、12月1日(金)から24日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

 

八坂神社での成功祈願の様子

2023/11/29