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松竹大谷図書館、所蔵資料ミニ展示「劇作家・川村花菱 いまふたたび――生誕140年」、資料紹介「今月の芝居から」開催のお知らせ

▲ 川村花菱作『酔ざめ勘太』、『心闇軒蝙蝠』台本
2024年1月26日(金)~3月1日(金)、公益財団法人松竹大谷図書館で、第101回所蔵資料ミニ展示「劇作家・川村花菱 いまふたたび――生誕140年」が、2月5日(月)~2月28日(水)、資料紹介「今月の芝居から」が、開催されます。
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演劇、映画の専門図書館である松竹大谷図書館では、所蔵資料を広く知っていただこうと、平成22(2010)年より閲覧室においてさまざまな企画で所蔵資料ミニ展示が開催されています。
大正昭和期に活躍した劇作家・川村花菱(かわむらかりょう)の生誕140年にあたり、このたびミニ展示「劇作家・川村花菱 いまふたたび――生誕140年」では、貴重な自筆原稿や演出台本、舞台写真など、所蔵資料のなかから約25点が展示されます。主に新派を活躍の場としていた花菱は、歌舞伎の新世話物の作者としても知られており、展示では歌舞伎公演の台本や写真をとおして、その魅力に触れることができます。
▲『猿若江戸の初櫓』(平成17〈2005〉年3月歌舞伎座)、『籠釣瓶花街酔醒』(平成17〈2005〉年4月歌舞伎座)台本
さらに、本年より始まった資料紹介「今月の芝居から」では、歌舞伎座などで上演中の公演作品にちなんだ図書やプログラムなどを手にとってご覧いただけます。今月は、歌舞伎座「十八世中村勘三郎十三回忌追善 猿若祭二月大歌舞伎」の関連資料として、十八代目勘三郎襲名披露公演の台本、インタビュー記事掲載誌、写真集などを紹介します。詳細は以下をご確認のうえ、ぜひ足をお運びいただき、作品の世界をさらにお楽しみください。
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第101回所蔵資料ミニ展示
「劇作家・川村花菱 いまふたたび――生誕140年」
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■開催期間
2024年1月26日(金)~3月1日(金)
平日10:00~17:00
※土日祝、毎月最終木曜日は休館
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資料紹介
「今月の芝居から」
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■開催期間
2024年2月5日(月)~28日(水)
平日10:00~17:00
※土日祝、毎月最終木曜日は休館
■場所
公益財団法人松竹大谷図書館 閲覧室
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア3階
■入館料
無料
※現在、資料のご利用は電話予約優先となっておりますが、ミニ展示、資料紹介はご予約なしでご覧いただけます
■お問い合わせ
公益財団法人松竹大谷図書館 03-5550-1694(平日10:00~17:00)