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大阪松竹座「節分豆まき」で福は内

▲ 左より、市川青虎、中村虎之介、中村鴈治郎、市川中車、市川笑三郎
2025年2月2日(日)、大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」で、「節分豆まき」が行われました。
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昼の部は、八重垣姫の一途な恋心を描いた時代物の名作『本朝廿四孝』「十種香」、上方和事の代表作『恋飛脚大和往来』「封印切」、人情味あふれる上方喜劇『幸助餅』を上演しています。『幸助餅』の終演後、中村鴈治郎、市川中車、中村虎之介、市川笑三郎、市川青虎が役の扮装のまま舞台に登場し、賑やかに豆まきが行われました。

▲ 左より、市川笑三郎、中村虎之介、市川青虎、上村吉弥、中村寿治郎、市川中車、中村獅童、中村鴈治郎、中村扇雀、中村壱太郎、中村亀鶴、市川團子、澤村精四郎、市川笑也
夜の部は、三大義太夫作品の狂言の一つ『義経千本桜』を「初音の鼓」のいわれが明らかとなる「大内の場」から主要登場人物が勢ぞろいするクライマックス「奥庭の場」まで上演しています。「奥庭の場」の終演後、中村鴈治郎、中村扇雀、中村獅童、市川中車、中村壱太郎、中村虎之介、市川團子、中村亀鶴、上村吉弥、中村寿治郎、市川青虎、澤村精四郎が役の扮装で、市川笑也、市川笑三郎は紋付姿で登場。
鴈治郎から「本日はご来場いただきありがとうございます。本年は明日が立春ですので、本日2月2日が節分です。劇場には⿁はおりませんので、福は内だけのかけ声をみなさまとご一緒にさせていただきたいと思います」とご挨拶し、総勢14名が舞台上から花道まで並び、迫力のある豆まきとなりました。
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大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」は、16日(日)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。
2025/02/04