―― プライベートではどのように過ごされることが多いでしょうか。
家族とキャンプに行くことが多いですね。
―― 陽喜さん、夏幹さんのお二人のお子様がいらっしゃって、陽喜さんは今回ご出演もされますが、普段、お子様との向き合い方で心がけていらっしゃることはなんでしょうか。
なるべく子ども扱いしないということですね。子どもだからいいということではなく、なるべく大人扱いをするようにしてます。
―― 幸せを感じる瞬間はどのようなときですか。
やはり家族と一緒にいるときですね。
―― ここぞというときに食べたいものは何でしょうか。
ラーメンですかね。
―― 歌舞伎以外で、よくご覧になる舞台芸術は何でしょうか。その魅力も教えてください。
他ジャンルの演劇もたくさん観るようにし、映画も映画館に足を運んで観ています。今はコロナであまり行けないですが、音楽も好きなのでコンサートやライブへ行ったりも…。観客として行くと、吸収することも多く、刺激も受けますね。自分が新しいものをつくるときの参考になることも多いです。
―― これからどのような俳優を目指していきたいですか。
夢と情熱をもって、「伝統」と「革新」の精神でいきたいと思っています。
―― 歌舞伎美人の読者の皆様へひとこと、お願いいたします 。
これからもっともっと、歌舞伎界を面白くしていきたいと思っていますので、末永く歌舞伎を愛していただけたらうれしいなと思います。
「超歌舞伎2022 Powered by NTT」
中村獅童
なかむらしどう。萬屋。1972年生まれ。初代中村獅童の長男。祖父は三代目中村時蔵。1981年6月歌舞伎座『妹背山婦女庭訓』の豆腐買娘おひろで二代目中村獅童を名のり初舞台。8月、9月の「超歌舞伎2022 Powerd by NTT」では、本公演の『萬代春歌舞伎踊』の真柴秀康、『永遠花誉功』の金輪五郎今国、リミテッドバージョンの『永遠花誉功』の口上を勤める。