TEPCO　くらしの今と昔

東京電力では環境性、経済性に優れたオール電化住宅をおすすめしています。

文・岸本明子/撮影・山本大樹/構成・K's_UENO/撮影協力・上野宗真

　江戸の頃に比べ、実にたくさんのエネルギーを使うようになった現代の都会では、ゴミの削減が大切な課題。そこで、家庭で簡単に生ゴミを減らせる「生ゴミ処理機」の人気が高まっています。生ゴミ処理機は、IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機と並び「新・3種の神器」のうちの１つ。生ゴミを小さく軽くすればゴミ収集に出す量が減り、しかも除菌できて安心です。もちろん嫌なニオイの心配もなくなります。オール電化と相性の良い高気密・高断熱住宅ではとくに、快適な空気を保ち換気の手間を減らすことも、エネルギー節約法の１つです。なお処理物は、ガーデニングなどの有機肥料として役立ちます。

　食器洗い乾燥機も、さまざまな節約をしてくれる優れたツールです。江戸の頃の長屋のおかみさんたちも、食器を洗う時も水を大切にし、洗剤ではなく灰で汚れを落とすなど、環境に優しい水仕事をしていました。でも、現代の食器洗い乾燥機は、時間も手間もうんと省いてくれるうえに、手洗いの10分の1の水量でお皿をぴかぴかにしてくれるのです。

　さらにオール電化なら、生ゴミ処理機も食器洗い乾燥機も、電気代が割安になる夜間に使用するだけでコストも削減。現代は、お皿洗いも生ゴミの始末も、環境に優しく快適にそしてお得にできてしまう時代なんですね。