歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



山懐に抱かれて建つログハウス、八甲田ホテル。

旅の食と宿


目で、舌で、肌で、恵み豊かな青森の自然を五感で楽しめる。
八甲田ホテル

 十和田八幡平国定公園内にある、ログハウスの宿。どの部屋からも美しい青森の自然が満喫できる、森の中のホテルだ。硫黄泉で有名な酸ケ湯温泉にほど近いが、この宿の湯は硫黄ではなく酸性・含鉄・塩化物泉で、美肌によいと評判。緑の木々を眺めながら湯に浸かれば、身も心も芯から安らぐ。レストランでの食事は、青森産の新鮮な魚介をメインにした料理をぜひ楽しんで。帆立やウニ、蟹など、新鮮で味わい深い素材そのものの力を活かした、青森のこのホテルならではの味は絶品だ。

住所

 : 

青森市八甲田山1

TEL

 : 

017-728-2000

料金

 : 

28,710円~/1人(2名1室、1泊2食付)

HP

 : 

http://www.hakkodahotel.co.jp/

 
秀寿司

 種はもちろん、三方を海に囲まれた青森ならではの豊富な魚介類。独自のルートで仕入れ厳選した素材を、旬に合わせて握る。その旨味をさらに引き出すのは、今ではほとんど見られなくなった「蒸しカマド」で炊き上げた、極上の寿司飯。お米を研いだ後完全に水切りし、蒸しカマドと木炭で熱湯から一気に蒸し上げると、お米の甘味が大いに増すそうだ。手間を惜しまず妥協を許さず仕上げられた味を、五感を駆使して味わいつくしたい。

住所

 : 

青森市堤町1-5-12桑田ビル1F

TEL

 : 

017-722-8888

営業時間

 : 

11:30~1:00

定休日

 : 

年中無休

価格

 : 

おまかせ 3,000円~

かの有名な大間のマグロをはじめ、美味いものが目白押し。
 
体に優しくしみこんでいくような、青森の家庭の味。
甚古太

 津軽三味線の名手・高橋竹山の内弟子だった女将さんの名演奏を聴きながら、青森の郷土料理「じゃっぱ汁」や「けの汁」が楽しめる店。じゃっぱ汁は本来魚をあらまで使い切る倹約料理だが、この店では贅沢な魚「きんきん」のかまだけを使う。けの汁は野菜や豆腐など具沢山の煮込みで、各家庭の味があるとか。この店では12種の具を3日間煮る。青森の地味と女将さんの心が溶け合う、優しくも懐かしい味のひと椀に癒されたい。

住所

 : 

青森市安方1-6-16

TEL

 : 

017-722-7727

営業時間

 : 

18:00~22:30 (L.O.21:00)

定休日

 : 

第1・3日曜

価格

 : 

5,250円と6,300円のコースのみ。

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