歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



足湯付きの部屋でゆったりのんびり。温もりに日々の疲れを忘れる。

鳴子の食・宿・見どころ

 
地元の新しい名産・お茶の葉を食べて育ったカテキン豚もコースに登場。
鳴子ホテル

 創業から130年余を数える老舗旅館。国内11種の泉質のうち9種類が集まる鳴子温泉郷。その高台に位置する「鳴子ホテル」には、3つの源泉があり、それぞれ趣の異なる風呂が源泉かけ流しで楽しめる。檜や青畳石の露天風呂が併設された大浴場のほか、テラスに露天の足湯が付いた客室などもあり、様々な形で鳴子の湯を満喫できるようになっている。温泉のあとの楽しみは、なんといっても食事! 地元産の野菜や宮城が誇る牛肉、三陸海岸の海の幸を使った創作懐石。またバイキングでは、郷土料理を含め地元の素材を様々な形で楽しめる、豊富なメニューが自慢だ。

住所

 : 

宮城県大崎市鳴子温泉字湯元36

TEL

 : 

0229-83-2001

料金

 : 

通常料金10,650円~、足湯付客室22,200円~/1人

HP

 : 

http://www.narukohotel.co.jp/

 
鳴子観光ホテル

 豊富な湯量を誇る鳴子の湯を、たっぷりと湛えた大浴場「源蔵の湯」「静香の湯」が自慢の宿。「どなたにも鳴子の湯を楽しんでいただきたい」と、バリアフリーの展望貸切風呂(有料)や洋室も用意している。

住所

 : 

宮城県大崎市鳴子温泉字湯元

TEL

 : 

0229-83-2333

料金

 : 

12,600円~/1人(2名1室、1泊2食付)

HP

 : 

http://www.narukokankouhotel.co.jp/

 
きのこも山菜も種類豊富。味わい深い蕎麦の温もりで芯から温まる。
ゑがほ食堂

 地元の人もざっくばらんに訪れる、気軽な店。近くの山で採れるきのこや山菜をたっぷりとのせた蕎麦は、香りも味も驚くほど深い。きのこの炊き込みご飯やてんぷらも人気メニューで、昼過ぎには売切れてしまうことも。併設の売店ではそうした山菜やきのこをお土産として販売。旬の時期に収穫したものを塩蔵した瓶詰めも、種類豊富にある。戻し方や調理法を店の人に教わって自宅で再現するのも、いい鳴子土産になりそうだ。

住所

 : 

宮城県玉造郡鳴子町湯元2-4

TEL

 : 

0229-83-3074

営業時間

 : 

9:00~20:00

定休日

 : 

第2木曜日

山菜きのこそば1050円
※歌舞伎美人を見てご来店された方には温泉たまごをサービスいたします。

 
玉子屋本店

 洋菓子と美味しい珈琲が人気の、おしゃれな喫茶店。だがこの店一番の名物は和菓子「わらび餅」だ。昭和のはじめ、山に豊富にあった蕨のでんぷんを材料に作ったのが始まりだったとか。もち米粉・上白糖・醤油・クルミを、時代とともに少しずつ配合を変え、砂糖の力を引き出しつつ現代の味に。昔から親しまれてきた基本の味を、次の時代に受け継がれていくようにしたいという、主人の願いが込められている。

住所

 : 

宮城県大崎市鳴子温泉字湯元102-1

TEL

 : 

0229-83-3021

営業時間

 : 

8:30~20:00

定休日

 : 

無休

わらび餅 9個入り735円、16個入り1,260円

かわいいこけし柄のパッケージも魅力のひとつ。味噌胡麻味もおすすめ。
 
赤や黄色に色づく鳴子峡の美しさは、言葉で表せない。まさに絶景。
鳴子峡

 大谷川の流れが山を刻んで作り上げた、深さ100メートルにも及ぶ大峡谷・鳴子峡。秋の紅葉シーズンはもっとも美しい姿を見せるといわれ、全国から観光客が訪れる。花渕山から鳴子口までを結ぶ「鳴子峡遊歩道」は、徒歩でおよそ30分と気軽に回れるハイキングコース。紅葉を眺めてから温泉でゆっくり、鳴子の魅力を五感で楽しもう。なお、天候不良などで遊歩道が通行止めになることもあるそうだ。事前に確認してから出かけたい。

住所

 : 

宮城県大崎市鳴子温泉尿前地内

TEL

 : 

0229-82-2026(鳴子総合支所観光農林課)

 
日本こけし館

 古くからのこけしの産地として知られた鳴子に、童話作家・深沢要氏が膨大なこけしのコレクションを寄贈したことをきっかけに開かれたのが、この日本こけし館。昭和32年から毎年開かれてきた「こけし祭り」に、全国のこけし作家(工人)が「今年一番の作品」を奉納してきたこけしのコレクションは、作家一人一人の歴史を物語るだけでなく、こけしの表情や形の地域性を知る大きな手がかりとして、大切に保管・展示されている。

住所

 : 

宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2

TEL

 : 

0229-83-3600

開館期間

 : 

4月~12月

開館時間

 : 

8:30~17:00(12月は9:00~16:00)

定休日

 : 

期間中無休

入館料

 : 

大人320円

HP

 : 

http://www.kokesikan.com/

簡素な装飾で豊かな表情を描き出すこけしの魅力が一堂に。

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