歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



旅の食・宿・見どころ
藩が奨励して放流に努めた村上の鮭。切腹を嫌い、腹の皮を一部つなげて開くのが村上流。
自慢の料理は、ひと皿ごとに「きれい!」「美味しい!」と歓声が上がる。
白玉の湯 泉慶

 湯治場として古くから愛され、近年は美人の湯としても知られる月岡温泉。「白玉の湯 泉慶」は、湯の良さもさることながら、美食の宿としても有名な温泉旅館だ。新潟自慢の食材の持ち味を生かしつつ、目にも美味しく仕上げている。部屋はモダンな和洋室と伝統的な和室、さらにはプライベートテラスと露天風呂付きの特別室も用意されている。ひそかに人気を呼んでいるのは、女性はもちろん、珍しく男性も利用できる、オールハンドマッサージのアロマサロン。温泉に美食、さらにはエステでゆったりのんびり、心ゆくまでくつろげる宿だ。

白玉の湯 泉慶

住所

 : 

新潟県新発田市月岡温泉453番地イ

TEL

 : 

0254-32-1111(代表)

料金

 : 

一般料金 
平日¥18,900〜(入浴税別)/1名様(2名1室利用の場合・1泊2食付)
露天風呂付客室 
平日¥31,500〜(入浴税別)/1名様(2名1室利用の場合・1泊2食付)

定休日

 : 

不定休

HP

 : 

http://www.senkei.com/

 
 
能登新

 250年の歴史を誇る老舗料亭。四季折々の新潟の味が楽しめる店だが、中でも有名なのは10〜12月の鮭料理だろう。かつては貴重な財源として藩政を支えた村上の鮭。内臓を抜いて塩をおりこみ風にさらす「塩引き鮭」、さらに1年ほどそのまま干した「酒びたし」は、現在も地元の人々に愛される祝いの食材だ。ここでは氷頭なますやなわた(内臓)辛煮、飯ずしなど、部位ごとの味わいを大切にした料理で、鮭の美味しさを堪能させてくれる。

能登新

住所

 : 

新潟県村上市飯野2-1-9

TEL

 : 

0254-52-6166

営業時間

 : 

10:00〜22:00

定休日

 : 

不定休

鮭川煮(単品)1500円〜
鮭ランチ 3150円 / 鮭コース5250円〜(要予約)

HP

 : 

http://www.mu-cci.or.jp/co/notosin/index.html

 
とれたての鮭をぶつ切りにして、味噌汁で柔らかく煮込んだ漁師の料理「川煮」。
 
きりりと冷やして…も悪くないが、冬はやっぱりぬるめの燗。温めすぎに注意!
宮尾酒造

 米と水が美味しい新潟には、県内各地にその土地の銘酒がある。ここ村上の銘酒の代表格は「〆張鶴」。味自慢の米を磨き上げ、敷地内でくみ上げる地下水で仕込むため、よそにはない深い味わいが生まれるのだとか。毎年11月に年一回だけ発売される「大吟醸 金ラベル」は、予約で完売ということも珍しくない。“淡麗旨口”と言われる旨みと、馥郁たる香りを楽しめる。

宮尾酒造

住所

 : 

新潟県村上市上片町5-15

TEL

 : 

0254-52-5181

営業時間

 : 

平日8:30〜1700

HP

 : 

http://www.shimeharitsuru.co.jp/

 
 

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