歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



葛飾北斎の魂に触れる、小布施の旅
左:山川さんの特別講座が始まる前に、パンフレットをご覧になる方も。
右:山川静夫さんによる鑑賞ガイドには、「楽しかった!」という感想が多く寄せられました。
 
当日配られた「旅市」のパンフレットなど。
 
特別講座の会場は、新橋演舞場地下1階の地下食堂「東(あずま)」。
 

 ご来場いただいた皆様には、今回のイベントに協賛している東日本旅客鉄道株式会社から「地元の人たちが考えご案内する旅行ブランド 旅市(たびいち)」のパンフレットなどが配布されました。

 この「旅市」のパンフレットには、東北、長野、静岡など東日本エリアの選りすぐりの旅プランが40コースも紹介されています。それぞれの旅には、「りんご色に染まる弘前で津軽三味線を体感(青森)」「本格手造りビール工房で自分だけのビール造り(茨城)」など、心ときめくタイトルが付けられています!

 どのコースも魅力的ですが、歌舞伎などの日本文化に関心の高い方におすすめしたいのが、「小布施と渋温泉に北斎を訪ねる(長野)」プランです。

 江戸後期に浮世絵師として活躍した葛飾北斎(かつしかほくさい 1760-1849)は、「富嶽三十六景」や「北斎漫画」など数々の名作を残したことが広く知られています。このように北斎は版画の作品が有名ですが、実は精緻な肉筆画も評価が高く、その多くを長野県・小布施の「北斎館」で見ることができるのだそうです。

 それから秋の小布施は栗が大変おいしく、栗を使った特別メニューを楽しめるお店もあるとか。また渋温泉の街並みには、北斎が残した川柳の句碑があちこちにあるそうですよ。プランは1泊2日。みなさんも、お出かけになってみてはいかがでしょうか。

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温故知新の町並みを訪ねて、栗の町・小布施へ

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花道そばのお席から、迫力の歌舞伎観劇

「大人の休日倶楽部」の5周年記念として、会員の皆様だけにご案内する特別講演会を企画いたしました。
脳の神秘をわかりやすく解説する科学者としてテレビなどでもご活躍の茂木健一郎さんに、たっぷりお話いただきます。

日時:2010年11月8日(月)18:00-20:00
場所:サピアタワー5F *JR東京駅(日本橋口)直結
料金:2,000円(大人1名様)

こちらのイベントは終了しました。

 

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