公演情報詳細
錦秋十月大歌舞伎 |
9月14日(月)チケット発売予定
2026年10月2日(金)~20日(火)
劇場:歌舞伎座
※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
演目と配役
第一部
水口一夫 脚色
湧昇水鯉滝
一、鯉つかみ(こいつかみ)
| 釣家下館の場 琵琶湖中鯉退治の場 |
| 滝窓志賀之助/滝窓志賀之助実は鯉の精 篠村次郎公光 小桜姫 呉竹 | 片岡 愛之助 坂東 巳之助 中村 壱太郎 市川 門之助 |
二、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
川連法眼館
| 佐藤忠信/佐藤忠信実は源九郎狐 静御前 駿河次郎 亀井六郎 飛鳥 川連法眼 源義経 | 八代目尾上 菊五郎 中村 雀右衛門 市村 橘太郎 上村 吉太朗 上村 吉弥 河原崎 権十郎 七代目尾上 菊五郎 |
第二部
一、近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)
盛綱陣屋
| 佐々木盛綱 篝火 和田兵衛秀盛 信楽太郎 伊吹藤太 高綱一子小四郎 盛綱一子小三郎 古郡新左衛門 竹下孫八 早瀬 微妙 北條時政 | 片岡 仁左衛門(Aプロ) 八代目尾上 菊五郎(Bプロ) 片岡 孝太郎 片岡 愛之助 坂東 巳之助 中村 種之助 中村 梅枝 中村 秀乃介 嵐 橘三郎 中村 萬太郎 中村 時蔵 中村 萬壽 中村 歌六 |
※Bプロ(10月4・5・8・10・13・14・17・18・19日)
二、山帰強桔梗(やまがえりまけぬききょう)
| 山帰り大吉 | 坂東 巳之助 |
第三部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋
大物浦
| 渡海屋銀平実は新中納言知盛 女房お柳実は典侍の局 源義経 武蔵坊弁慶 入江丹蔵 相模五郎 | 尾上 松緑 中村 時蔵 中村 種之助 中村 吉之丞 中村 萬太郎 坂東 亀蔵 |
上 屋敷娘(やしきむすめ)
二、下 近江のお兼(おうみのおかね)
| 娘お壱/近江のお兼 娘お秀 | 中村 壱太郎 尾上 眞秀 |
みどころ
第一部
一、鯉つかみ(こいつかみ)
ケレン味を凝縮した涼感あふれる舞台
釣家の息女小桜姫は、清水寺で出会った滝窓志賀之助に一目惚れし、家老篠村の妻呉竹の計らいで密会を果たします。しかし、篠村が釣家に受け継がれる重宝龍神丸の刀を抜くと、その威徳によって姫と一緒にいた志賀之助の正体が、実は釣家の滅亡を謀る鯉の精の化身であることが発覚。そこへ、本物の志賀之助が現れ、琵琶湖へと鯉退治に向かい…。
主人公が本性をあらわした鯉の精と戦う本水を用いての大立廻りや早替り、泳ぎ六方など、歌舞伎ならではのケレン味を凝縮したみどころ満載のひと幕。爽快で華やかな舞台にご期待ください。
二、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
親を慕う子狐の深い情愛
吉野山の川連法眼の館へ匿われている源義経のもとへ、家臣の佐藤忠信が訪ねてきます。義経は、伏見稲荷で預けた静御前の安否を尋ねますが、忠信には覚えがない様子。そこへ、静と忠信が到着したとの報せが入ります。これを不審に思った義経から忠信詮議を命じられた静が初音の鼓を打つと、その音に惹きつけられて姿を現したのは…。
歌舞伎三大名作の一つ『義経千本桜』より、親子の恩愛や狐と人間の慈愛が胸を打つ、通称「四の切」。「狐詞(きつねことば)」と呼ばれる独特なせりふ回しをはじめ、本物の忠信と狐忠信の演じ分けがみどころの心温まる物語をご堪能いただきます。
第二部
一、近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)
敵味方に分かれた兄弟の葛藤、親子の哀しき情愛
頼朝亡き後、源氏一族の争いに巻き込まれた近江国の名家、佐々木家。兄の盛綱と弟の高綱は、敵味方に分かれて戦うこととなります。盛綱の子息小三郎は幼いながらも初陣を飾り、高綱の子息小四郎を生け捕りにする大功を立てました。盛綱の陣屋では、盛綱が母の微妙へ、囚われの身となった小四郎に切腹を勧めて欲しいと頼みます。これは盛綱が弟の名誉を思ってのことでした。そこへ高綱討死の報せが届くと…。
原作の八段目にあたる本作は、心ならずも敵味方に分かれた兄弟の葛藤、親子の情愛のなかに、争いの非情さ、哀しさが描かれます。大坂の陣の真田信幸、幸村兄弟をモデルとしたドラマティックな物語、時を超えて胸を打つ時代物の大作にご期待ください。
二、山帰強桔梗(やまがえりまけぬききょう)
三津五郎家ゆかりの洒脱な舞踊
大山を望む街道筋にやって来たのは、大山詣りを終えて江戸へ帰る鳶の大吉。多くの人々と同じく参詣に事寄せて悪遊びをした大吉は、その様子を面白可笑しく語ってきかせます。
文政6(1823)年、三世坂東三津五郎が森田座で初演した清元の舞踊を、平成15(2003)年以来、実に23年ぶりに上演します。いなせな江戸っ子の様子が描かれる軽妙なひと幕をご覧いただきます。
第三部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
滅びたはずの平家の武将・知盛の壮絶な生き様
大物浦の船問屋・渡海屋では、兄頼朝の追手から逃れるため都を落ち延び九州へ向かう途中の源義経一行が船出を待っています。実はこの渡海屋の主人銀平は、壇ノ浦の合戦で死んだはずの平家の武将・平知盛。知盛は船を出し、海上で義経たちを討とうと企みますが…。
『義経千本桜』の二段目にあたる「渡海屋・大物浦」は、源義経の奇策により、壇ノ浦の合戦で命を絶ったとされる平知盛が実は生きていて、平家再興をめざすというスケールの大きな物語を展開。渡海屋での颯爽とした姿から一転、大物浦では、復讐の鬼となって凄まじい執念で義経に迫り、満身創痍で繰り広げる大立廻り、碇を担いで入水する知盛の壮絶な最期は必見。壮大な歴史ロマンをご堪能ください。
上 屋敷娘(やしきむすめ)
二、下 近江のお兼(おうみのおかね)
秋の陽気にふさわしい晴れやかな舞踊二題
屋敷奉公をしている二人の娘が、宿下がりの帰り道で、恋の話をしながら艶やかに踊ります。(『屋敷娘』)
琵琶湖のほとりに暮らすお兼は力自慢で評判の娘。晒を入れた盥を抱えて現れると、暴れ馬を難なく手なずけ、田舎娘らしい純朴な姿も垣間見せていきます。(『近江のお兼』)
娘二人の艶やかな舞いが心躍る『屋敷娘』と、近江のお兼が長い布晒を使って踊る『近江のお兼』、華やかな舞踊2題をお楽しみいただきます。
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