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二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

当公演は終了いたしました。

2022年2月1日(火)~25日(金)

※第三部につきましては、2月14日(月)~19日(土)の公演が中止となりました。
詳細につきましては、こちらをご確認ください


※第三部、2月20日(日)以降の公演につきましては、こちらをご確認ください

第一部 午前11時~
第二部 午後2時30分~
第三部 午後6時15分~

※開場は開演の40分前を予定
【休演】8日(火)、17日(木)

劇場:歌舞伎座

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料金(税込)

  • 1等席16,000円
  • 2等席12,000円
  • 3階A席5,500円
  • 3階B席3,500円
  • 1階桟敷席17,000円

※客席は全エリアにおいて、間隔を空けた2席並びを原則とする配置で販売いたします
※1階桟敷席でのお茶のサービスはございません。また、お座席でのお食事はお控えくださいませ
※4階幕見席の販売はございません

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上演時間

  • 元禄忠臣蔵
    御浜御殿綱豊卿

  • 幕間 30分
  • 石橋

  • 春調娘七種

  • 幕間 20分
  • 義経千本桜
    渡海屋・大物浦

  • 鬼次拍子舞

  • 幕間 30分
  • 鼠小紋春着雛形
    鼠小僧次郎吉

※2月12日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

演目と配役

第一部

真山青果 作


真山美保 演出

一、元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)

御浜御殿綱豊卿

徳川綱豊卿
富森助右衛門
中臈お喜世
上臈浦尾
小谷甚内
新井勘解由
御祐筆江島



歌女之丞
松之助


二、石橋(しゃっきょう)
獅子の精


錦之助
鷹之資

第二部

一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
曽我十郎
静御前
曽我五郎

千之助
萬太郎
二、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

渡海屋

大物浦


片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候

渡海屋銀平実は新中納言知盛
源義経
女房お柳実は典侍の局
入江丹蔵
銀平娘お安実は安徳帝
相模五郎
武蔵坊弁慶
仁左衛門

孝太郎

小川大晴
又五郎
左團次

第三部

一、鬼次拍子舞(おにじひょうしまい)
山樵実は長田太郎
白拍子実は松の前

雀右衛門

河竹黙阿弥 作

鼠小紋春着雛形

二、鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)
稲葉幸蔵
刀屋新助
芸者お元
杉田娘おみつ
蜆売り三吉
石垣伴作
左膳弟子左内
養母お熊
与之助
早瀬弥十郎
本庄曾平次
大黒屋抱え松山
辻番与惣兵衛
菊之助
巳之助


丑之助
吉之丞
橘太郎
橘三郎
坂東亀蔵
彦三郎
権十郎
雀右衛門

みどころ

第一部

一、元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)

  御浜御殿綱豊卿

緊迫感みなぎる男二人の心の交流

 徳川綱豊の別邸・御浜御殿では、毎年恒例のお浜遊びが行われています。次期将軍と目されるも、政事には関心がないかのように振る舞う綱豊。しかし師である新井勘解由には心の内を明かします。そんな折、お浜遊びの見物を願い出たのは赤穂の浪人である富森助右衛門。落ち着かない様子の助右衛門がここ御浜御殿を訪れた真意とは…。
 新歌舞伎の名作を数多く残した真山青果。代表作である『元禄忠臣蔵』のなかでも特に人気のある場面です。聡明で風格のある綱豊と、気骨ある助右衛門のせりふの応酬は緊迫感がみなぎります。華やかさと迫力に満ちた新歌舞伎の傑作をご堪能ください。

二、石橋(しゃっきょう)
歌舞伎の様式美を味わう華やかな舞踊

 ここは文殊菩薩が住む唐の国の清涼山。神秘的な力で自然に生まれた石橋のもとへ獅子の精が現れます。咲き乱れる牡丹の花に戯れるうち、勇猛な獅子の狂いを見せていきます。
 能の「石橋」をもとにした「獅子物」と呼ばれる歌舞伎舞踊の一つ。華やかな音楽に乗って勇壮に舞う獅子の姿、特に激しい毛振りは圧巻です。獅子の精の躍動感あふれる踊りと、起伏に富んだ演奏で歌舞伎の様式美を目と耳でたっぷりとお楽しみください。

第二部

一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
早春の清新な空気を感じる美しい舞踊

 梅の花が咲く早春。源頼朝の重臣、工藤祐経の館に現れたのは、祐経に父を討たれた十郎と五郎の兄弟。敵を前に勇み立つ二人でしたが、居合わせた静御前に諫められます。やがて三人は春の七種(ななくさ)を打つ様子を踊って見せ…。
 曽我十郎と五郎兄弟による仇討ちの物語を題材とした「曽我物」と呼ばれる作品世界に、春の七種の行事を織り込んだ趣向が楽しい舞踊。動く錦絵のような美しいひと幕です。

二、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

  渡海屋・大物浦

仁左衛門が一世一代で挑む屈指の大役

 大物浦の船問屋・渡海屋では、都を落ち延び九州へ向かう途中の源義経一行が船出を待っています。実はこの渡海屋の主人銀平は、義経を狙う平家の武将・平知盛。知盛は船を出し、海上で義経たちを討とうと企みますが…。
 歌舞伎三大名作の一つ『義経千本桜』の二段目。源義経の奇策により、壇ノ浦の合戦で命を絶ったとされる平知盛が実は生きていて、平家再興をめざすというスケールの大きな物語が展開します。渡海屋での颯爽とした姿から一転、大物浦では、復讐の鬼となって凄まじい執念で義経に迫り、満身創痍で繰り広げる大立廻り、碇を担いで入水する壮絶な最期は必見。屈指の大役を仁左衛門が一世一代にて勤める重厚な時代物の名作にご期待ください。

第三部

一、鬼次拍子舞(おにじひょうしまい)
古風でのどかな所作事

 京の外れの山中。山樵(やまがつ)姿に身をやつした平家の武将長田太郎は一人の白拍子と出会います。白拍子の舞に長田も加わり踊りはじめると、白拍子は色仕掛けで長田の持つ笛を奪おうとして…。
 せりふと踊りが一体となり、テンポ良く展開する様子が目と耳に心地よいひと幕。遊び心あふれる詞章や、軽やかな手踊り、立廻りまで様式的で美しいみどころが続く、古風な味わいの舞踊をご覧いただきます。

二、鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)
義理と人情の人間ドラマ

 刀屋の新助は100両と大事の刀を奪われ、恋仲の芸者お元と心中を決意します。そんな二人を止めに入ったのは稲葉幸蔵。事情を聞くと金を用意すると言い残し、どこかに消えてしまいます。実はこの幸蔵こそ鼠小僧。人のためにと、盗みを重ねる幸蔵でしたが、辻番与惣兵衛に見咎められてしまいます。しばらくしたある日、占いを生業にして世を忍ぶ幸蔵のもとへ蜆売り三吉が姉のことを相談に、さらには松山太夫も夫の幸蔵の行方を捜しに訪ねてきて…。
 奪った金銀を貧しい人に分け与える義賊、鼠小僧。見えぬ糸で結ばれた人々の繋がりが明らかになる人間ドラマです。代々演じられてきた音羽屋ゆかりの作品をお楽しみください。

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