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團十郎が『助六由縁江戸桜』上演で小池百合子東京都知事と面会

團十郎が『助六由縁江戸桜』上演で小池百合子東京都知事と面会

 左より、迫本淳一松竹株式会社代表取締役会長、市川團十郎、小池百合子都知事

 

 2026年5月3日(日)に開幕した、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」に出演する市川團十郎が、小池百合子東京都知事と面会し、演目への思いを語りました。

 歌舞伎十八番の内『助六由縁江戸桜』で、助六が締める江戸紫の鉢巻が魚河岸会から團十郎に贈られたご縁もあり、「團菊祭五月大歌舞伎」初日に、小池百合子東京都知事が歌舞伎座を来訪し、團十郎と面会しました。

 

東京都とのつながり

 はじめに、迫本淳一松竹株式会社代表取締役会長が、「先日の『助六』の成功祈願で、豊洲市場はじめ東京都の方々に大変お世話になりました。そのご縁で本日、小池都知事にお越しいただき誠に感謝申し上げます。團菊祭は長きにわたり皆様に親しまれた恒例の公演ですので、東京都の方々だけではなく、日本中、世界中の方々に喜んでいただけるような歌舞伎、エンタテインメントの発信を目指して我々一同頑張ってまいります」と、感謝の意を表します。

 

 続いて小池都知事より、「團十郎さんが襲名披露後初めて『助六』をお勤めになるということで、大変楽しみにしてまいりました。團十郎さんには東京オリンピックの際もお世話になり、また東京都の都政にもご協力いただいており、ありがとうございます。これからも江戸の文化を代表する歌舞伎が、ますますご発展されることをお祈りいたします。頑張ってください」と、温かいエールが送られます。

 

 團十郎は、「この『助六』という演目は、300年以上、魚河岸様(現・豊洲市場)とのご縁で、鉢巻、目録を頂戴しています。魚河岸様をはじめ、東京都の皆様方に大変お世話になっているので、引き続き歌舞伎を上演しながら伝統をしっかりと守り、父の世代から私、私の倅へと繋げるように邁進してまいります。(小池都知事に)お忙しいなかご覧いただきまして本当にありがとうございます。一所懸命頑張ります」と、東京都の皆様、そして小池都知事へ感謝の思いを述べました。

 

伝統と継承の心

 父・十二世團十郎とも交流があった小池都知事。「お父様には大変お世話になり、新之助さんにもお会いしましたので、三世代の交流となりました。何代にもわたって芸を繋ぎ、これだけ円熟してきた歌舞伎がさらに魅力を増していくためのリード役として、大変期待をしています」と話し、團十郎も「どんなに時代が変われど、歌舞伎の文化や守るものは変わらずに、しかしエンタテインメントであることは忘れずに、かぶく精神をもって新しいことに挑戦していくのが今の役目だと感じています」と、続けました。

 

 最後に團十郎が、「團十郎を襲名し、いろいろな思いを感じながら4年間過ごしてまいりました。花川戸助六はただ華やかなだけではなく、親を思う心がある役柄だと、4年前よりも深く感じながら演じて皆様にお届けしたい」と、気合を込めました。

 歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」は、27日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2026/05/12