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南座『流白浪燦星 碧翠の麗城』初日の賑わい

南座『流白浪燦星 碧翠の麗城』初日開幕

 

 2026年9月2日(水)に、南座『流白浪燦星 碧翠の麗城(ルパン三世 へきすいのれいじょう)』が開幕しました。

【舞台写真は、ページ下部でご覧いただけます】

 令和5(2023)年12月に新橋演舞場で新作歌舞伎として上演し、昨年9月にも南座で再演され、国内外を問わず多くのお客様にご好評をいただいた歌舞伎『流白浪燦星』。第2弾となる『流白浪燦星 碧翠の麗城』は、令和8(2026)年3月の東京・新橋演舞場、4月の名古屋・御園座に続き、南座で上演中です。

 

 時は封建時代、春爛漫の鎌倉初瀬寺。仏門に入り静かな日々を送っていた諏訪の国の春宮家息女瀬織姫(米吉)ですが、両親の急死により、御家存続のため、春宮家執権・瀧津弾正久永(彌十郎)と結婚させられることとなります。そこへお金を盗みにやってきた流白浪燦星(愛之助)、次元大介(笑三郎)、石川五ェ門(愛之助)と出会い、運命が動き出します。瀬織姫の局として侍っていた峰不二子(笑也)、銭形刑部(中車)も姿をあらわしての大捕物の立廻りでは、愛之助が流白浪と五ェ門の2役を鮮やかな早替りで勤め、客席からは感嘆の声も。幻の麗城の宝を求め、諏訪の国へ向かう道中、古町に立ち寄った流白浪、次元と瀬織姫。丁稚嬉太郎(青虎)ら町の人々と触れ合う三人でしたが、弾正が治める諏訪の国には、そのまばゆい繁栄に隠された影の気配が漂っています。そこで出会った蕎麦屋の主人七藍屋雅吉(猿弥)が、実は瀬織姫の亡き父の側近だったことがわかり、ある真相を姫に語りますが… 。

  

 各々の思惑が入り乱れるなか、流白浪一行の前に立ちはだかる弾正が「国崩し」の風格を漂わせ圧倒的な迫力を放ちます 。また、流白浪を追う銭形刑部とのおなじみのやりとりに、場内も大盛り上がり。流白浪と瀬織姫の二人の宙乗りや、諏訪山の大百足(青虎)との大立廻りと、様々な演出で物語を華やかに彩り、観客も引き込まれます 。「ルパン三世」の音楽(邦楽バージョン)と古典の演出が交錯する舞台に、幕切れでは客席に大量の小判が舞い、万雷の拍手が鳴り響きました。

  南座『流白浪燦星 碧翠の麗城』は26日(土)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

 

 
南座『流白浪燦星 碧翠の麗城』初日開幕

『流白浪燦星 碧翠の麗城』左より、中村米吉、片岡愛之助

南座『流白浪燦星 碧翠の麗城』初日開幕

『流白浪燦星 碧翠の麗城』前列:左より、市川笑也、市川中車、市川青虎、片岡愛之助、市川笑三郎/後列:中村米吉

2026/09/11