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「永楽館歌舞伎」出演者がお練り
11月3日(月・祝)、兵庫県豊岡市で、「永楽館歌舞伎」出演の片岡愛之助、中村壱太郎、上村吉弥、市川男女蔵が、「出石お城まつり」のお練りに登場しました。
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城下町として栄えた出石で、4日(火)に初日を迎えた「永楽館歌舞伎」。前日には「第44回 出石お城まつり」に、出演者4人が人力車に乗ってお練りを行い、公演をアピールしました。
あいにくの天候となったものの、町をあげての恒例行事とあって、沿道には大勢の歌舞伎ファンが詰めかけました。出石総合支所から旧市街地を人力車に乗った4人がゆっくりと、声援に応えて手を振りながら練り歩きました。
お練りを終えると、総合支社前のステージに4人が上がり、口上に続いて、一人ずつが集まったファンの皆様にご挨拶。愛之助は感謝の言葉とともに、「素敵な土地で大好きです。第1回のときから、ご当地にゆかりの演目、こうのとりにちなんだものを、とずっと話していたのですが、今回、やっとできることになりました。神の鳥、と書いて“こうのとり”と読みます」と新作をご紹介しました。
雨の中のご挨拶となりましたが、「皆さんが“お帰り!”と言ってくださって…」と愛之助が笑顔を見せると、晴れ間がのぞいてひときわの大歓声。「永楽館歌舞伎は皆様のお気持ち、ボランティアの方々で成り立っています。ありがとうございます」と、地元と密着した「永楽館歌舞伎」ならではのご挨拶が続き、会場は終始大きな盛り上がりを見せました。
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「永楽館歌舞伎」は、9日(日)までの公演です。
2014/11/06