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ねぶたも再び登場、ABKAI 『石川五右衛門 外伝』
6月9日(金)、東京 Bunkamura シアターコクーン「市川海老蔵 第四回 自主公演 ABIKAI 2017 『石川五右衛門 外伝』」の開幕を前に、“外伝”の詳細と配役が発表されました。
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平成21(2009)年の新橋演舞場初演以来、過去4回上演されている樹林伸・作の『石川五右衛門』が、『外伝』として新たな展開を見せる今回のABKAI。昨年の博多座公演同様に、大詰には本物のねぶたが舞台に登場します。再演のたびに進化する海老蔵の五右衛門、今回はねぶたをシアターコクーンの舞台に合わせて準備中ということで、迫力ある共演に期待がふくらみます。
発表された配役は、外伝ならではの登場人物も多く、右團次は柳生宗矩、壱太郎は五右衛門一味の堅田の小雀、廣松はくノ一お雪、九團次は宣教師マリオ/原田左膳、市蔵は酒井忠次を勤めます。物語の舞台もがらりと変わり、新天地でそれぞれがどのような活躍をするのか、開幕までのお楽しみです。
また、博多座では初日にサプライズ出演を果たした山田純大、前野朋哉が、昨年の海老蔵主演のTVドラマ「石川五右衛門」と同様に、山田が三上の百助、前野が足柄金蔵としてフル出演。そして、歌舞伎公演初出演の中山優馬は、若き剣客柳生十兵衛役に挑みます。俳優業以外にコンサートなどでも活躍する中山が、歌舞伎でどのような立廻りを見せるのか、ぜひ足を運んでお楽しみください。
博多座公演に登場した津軽三味線奏者の上妻宏光が、今回も12公演に出演。さらに舞台を盛り上げます。公演の詳細、チケット販売については、こちらをご覧ください。
「市川海老蔵 第四回 自主公演 ABIKAI 2017 『石川五右衛門 外伝』」公式ページ
2017/06/06