ニュース
芝翫、橋之助、福之助、歌之助出演『京結夢現連獅子』のお知らせ

▲ 虚実共演伝送舞踊『京結夢現連獅子』(みやこむすびゆめのれんじし)イメージ
11月12日(日)、京都 先斗町歌舞練場で、「當る戌歳 吉例顔見世興行」にて襲名披露を行う八代目中村芝翫、四代目中村橋之助、三代目中村福之助、四代目中村歌之助が、最新ICT(情報通信技術)を用いた虚実共演伝送舞踊『京結夢現連獅子』(みやこむすびゆめのれんじし)を披露します。
▼
京の師走の恒例行事、「吉例顔見世興行」は今年、芝翫親子がそろう襲名披露を行います。その前にいち早く京都の皆さん、特に橋之助、福之助、歌之助と同世代の若い人たちに歌舞伎に親しんでいただこうと、伝統芸能と最新ICTを融合させた舞踊『京結夢現連獅子』を親子で踊ります。
日本電信電話株式会社(NTT)が開発を進めているイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」により、先斗町歌舞練場で踊る芝翫が、リアルタイム伝送される橋之助、福之助、歌之助の映像と共演する舞台。三人は、約1.5キロメートル離れた宮川町歌舞練場で踊り、任意背景リアルタイム被写体抽出技術と、超高臨場感メディア同期技術で、あたかも先斗町歌舞練場の舞台に立っているかのような映像となって親子共演を果たします。

▲ 隈取の化粧をした顔で、にらんだり笑ったり、表情を変えて記念撮影ができます。ぜひ一度、体験を!
2つの場所で、それぞれが手獅子を持ち、『連獅子』の前シテを素踊りで披露。それが一つの舞台で見られるのは世界初の試みとなります。また、会場では、併催イベントとして、ラスベガスや「ニコニコ超会議」の歌舞伎公演会場でも好評だった、「変身歌舞伎」のブースも設けられます。カメラの前に立ち、好みの隈取面をかざすだけで、隈取をした顔でいろいろな表情の写真が撮れます。
今回の公演は、京都市が主催する「京都・和の文化体験の日」の「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」内のプログラムの一つとして、地芝居を紹介する「はじめまして子ども歌舞伎」とあわせて行われます。このイベントで、世界初の舞台を体験したい若者250名を、京都市が募集しています。以下の要項をご覧のうえ、ぜひご応募ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
京の年中行事「當る戌歳 吉例顔見世興行」
八代目中村芝翫 襲名披露
四代目中村橋之助 三代目中村福之助 四代目中村歌之助 襲名披露
特別企画
虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■日時
2017年11月12日(日)15:00~17:00(予定)
※開場14:00
■場所
先斗町歌舞練場
京都市中京区先斗町通三条下ル
■募集定員
大学生をはじめとする若者250名
※京都・和の文化体験の日「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」の事前申込が必要(35歳以下優先で抽選)
■応募方法
京都いつでもコールで、京都・和の文化体験の日「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」に、必要事項をお伝えのうえご応募ください。抽選で250名(申込み多数の場合は、35歳以下優先で抽選)が参加できます。当選者には事前に「参加票」が送付されますので、当日、会場へお持ちください。
京都いつでもコール
電話:075-661-3755(8:00~21:00)
FAX:075-661-5855
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000226195.html
必要事項
1.催し名 「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」、2.氏名(フリガナ)、3.郵便番号・住所、4.電話番号、5.同伴者の人数(2名まで)、6.参加希望者全員の年齢(申込者、同伴者とも)
■応募締切
2017年10月29日(日)
■応募に関するお問い合わせ
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課 電話:075-366-0033 FAX:075-213-3181