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ダブルキャスト続々登場『ワンピース』大阪松竹座の盛況
4月1日(日)に初日の幕を開けた大阪松竹座のスーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』は、2日目を迎え、大阪初お目見得のキャストが続々登場しました。
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初日、猿之助ルフィの7カ月ぶりの復帰で沸いた大阪松竹座。そのAバージョンに続き、2日(月)は、尾上右近がルフィとハンコックを勤めるC、Dバージョンが幕を開けました。右近ルフィは大阪でも大暴れ。3色のスーパータンバリンでカラフルに染まった大阪松竹座のお客様と、「TETOTE」の合唱で一体感を高め、しっかりルフィをアピールしました。
大阪初登場は右近だけではありません。大阪公演初参加の新悟は初日にナミ、サンダーソニアを勤め、2日は加えてサディちゃんとしても登場。右近とは別のサディちゃんを目指すと語っていた新悟、ダブルキャストの楽しみがいっそう高まります。隼人のマルコも大阪初登場。白ひげ海賊団の一番隊長としてパワーアップ、皆を引っ張るマルコに頼もしさが見えました。
そして、ニューカマーランドには、下村 青のイワンコフが『ワンピース』初登場。初登場にもかかわらず、新曲を堂々と歌い上げて圧巻だったのは、ミュージカル界の第一線で長年、活躍を続けてきた下村ならでは。その声量と独特の存在感で出演者、客席を巻き込む怪演を見せ、浅野イワンコフとも違う魅力を放ちました。さらに、全米チャンピオンの経歴を持つ見事なバトントワリングまで披露し、作品に新たな風を吹かせました。
第三幕には戦いを終わらせるため、あの人がやってきます。東京では惜しくも1回のみの出演となってしまった猿之助のシャンクスが、再びお客様の前に現れました。東京で度肝を抜いた歌舞伎のシャンクスが、大阪松竹座の場内を揺るがすほどの喝采で迎えられました。
3パターンの上演が終わり、ダブルキャストでの上演が、単なる配役の違いではなく、キャラクターの持ち味、作品の雰囲気、すべてに変化をもたらすことがわかり、お客様によりお楽しみいただける公演となりました。
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大阪松竹座スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』は、25日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットWeb松竹スマートフォンサイト、チケットホン松竹で販売中です。