2022年7月14日（木）、「クールジャパン・マッチングアワード2022」表彰式が行われ、昨年9月の「九月南座超歌舞伎」がマッチング賞を受賞、中村獅童が登壇しました。

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　クールジャパン官民連携プラットフォーム（内閣府知的財産戦略推進事務局）が主催するクールジャパン・マッチングアワードは、「官民の幅広い分野・地域の連携により、日本の魅力の掘り下げや発信を行い世界からの共感を得る“クールジャパン”の取組」を後押しし、「新しいスタイルの取組を進める受賞者」を表彰するものです。このたび、令和3（2021）年9月に南座で上演された「九月南座超歌舞伎」が、63件に及ぶ応募のなかから、分野や地域において優れた取組を表彰する「マッチング賞」に選出されました。

　伝統ある南座を舞台に、歌舞伎とテクノロジーをまさに“マッチング”させた作品を世界にオンライン配信した「九月南座超歌舞伎」。今回の受賞にあたって、「伝統と最先端技術の融合が評価され、歌舞伎を国際的にアピールした」という紹介に加え、「日本人が綿々と積み上げてきた伝統文化と、現代の象徴的なコンテンツをかけ合わせ、観客参加型のライブエンタテインメントに昇華して、世界に発信していることに感銘を受けた」と、審査員のコメントが贈られました。

　賞状を受け取った獅童は、「超歌舞伎は古典歌舞伎の伝統を守りつつ、NTTさんやドワンゴさんのお力を借りて、先端テクノロジーとの融合を実現できた新しい試みです。今回の受賞で、2016年から回を重ねて続けていることや、2日間のイベントから1カ月間の劇場公演へ発展したこと、世界配信を行ったことなどをご評価いただいたことは、このうえない喜びです」、という迫本淳一松竹株式会社社長のコメントを代読しました。

　続けて、平成28（2016）年に誕生した超歌舞伎の第一作目『今昔饗宴千本桜』が、その年のクールジャパン・マッチングアワードのグランプリを受賞したことを振り返りながら、「超歌舞伎が再びこうして評価いただけたことが、私はもとより一同、また励みとなって頑張っていけると思います」と、感謝の念を込めて、自身の思いを述べた獅童。8月から始まる「超歌舞伎2022 Powered by NTT」の紹介とともに、「これからも皆様に喜んでいただける作品をつくっていけるように、私自身も精進していきたいと思っております」と、今後の抱負を語りました。

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　「超歌舞伎2022 Powered by NTT」は、8月4日（木）～7日（日）博多座、8月13日（土）～16日（火）御園座、8月21日（日）～9月3日（土）新橋演舞場、9月8日（木）～25日（日）南座での公演。チケットの詳細は、それぞれの公演情報をご確認ください。

「クールジャパン・マッチングアワード」公式サイト