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『双仮名手本三升』、1月新橋演舞場で上演決定
2025年1月新橋演舞場において、市川團十郎主演による『双仮名手本三升(ならべがきまねてみます)』が上演されることが発表されました。
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今年7月の歌舞伎座では、『義経千本桜』の世界を広くお楽しみいただけるように團十郎が令和元(2019)年につくり上げた『星合世十三團』が好評上演中ですが、令和7(2025)年1月の新橋演舞場では、同じく三大名作の一つ『仮名手本忠臣蔵』に挑戦することが決定しました。
外題となっている『裏表忠臣蔵』は、七世團十郎が『仮名手本忠臣蔵』の全十一段を「表」とし、一段一段それぞれに創作場面をつけ「裏」として、全二十二幕で天保4(1833)年に初演した作品で、その後八世團十郎、九世團十郎へと代々受け継がれました。このたびの上演では『仮名手本忠臣蔵』を表、現代に合う新たな形で練り上げられる場面を裏として、忠臣蔵の世界にさまざまな方向から光をあて、現代のお客様に古典歌舞伎の名作をよりお楽しみいただけるよう、新たな『裏表忠臣蔵』をつくり上げます。
チラシビジュアルには公演に向けて撮り下ろされた團十郎の扮装写真が。代々受け継がれる市川團十郎家の作品づくりへの思いとともに、初役となる大星由良之助に挑戦する團十郎。令和7(2025)年お正月の新橋演舞場公演にぜひご期待ください。
2024/07/17