歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



米沢の四季を楽しむ露天風呂。

旅の食と宿

備え付けのCDプレイヤー有り。お気に入りのCDを持ち込んでも。
さまざまな形で米沢牛の美味しさを教えてくれる料理の数々。
湯の沢温泉 時の宿 すみれ

 「大切な方と二人で大切な時間を過ごしてほしい」というコンセプトのもと、10室限定で心のこもったもてなしを提供する温泉宿。適度な広さと落ち着いたしつらえの客室は、全室少しずつ趣を変えてあるとか。一枚板のバーカウンターがあるロビーラウンジの大きな窓は山と川に面しており、とうとうと流れるせせらぎの音や鳥のさえずりをBGMに、コーヒーやアルコールを楽しめる。食事は系列店である米沢牛の名店・黄木肉店から取り寄せる、最高級の米沢牛尽くし。米沢の自然の恵みに身も心も満たされる、ちょっと珍しい隠れ家的な宿だ。

住所

 : 

山形県米沢市関根12703-4

TEL

 : 

0238-35-2234

料金

 : 

18,000円 ~ / 一人

HP

 : 

http://www.tokinoyado.com/

 
上杉伯爵邸

 大正14年創建当時の姿を今も残す、登録有形文化財の上杉伯爵邸では、往時を偲ぶお座敷で、米沢の伝統料理が食べられる。おすすめは上杉鷹山が説いた食の手引書「かてもの」に紹介されている、米沢の四季の食材を使った料理だ。山野の恵みを最も美味しく、余さずいただく鷹山の教えは、現代ではむしろ贅沢ともいえる食の知恵。日本三大和牛のひとつと言われる米沢牛の料理もあり、米沢の古今を訪ねる味の旅がひとつの膳で楽しめる。

住所

 : 

山形県米沢市丸の内1-3-60

TEL

 : 

0238-21-5121

営業時間

 : 

11:00~20:00(夜は要予約)

定休日

 : 

無休(12~3月は水曜休)

HP

 : 

http://www.omn.ne.jp/~uesugiyo/

冷汁やうこぎ、塩引寿司、鯉の甘煮など、米沢の伝統料理がずらり。
 
鯉の美味しさを再発見。思わず目からうろこが落ちる味だ。
鯉の六十里

 米沢の伝統的な食材、鯉専門の店。上杉鷹山が領民の健康のため、滋養によい鯉の飼育を始めたのが、米沢の鯉料理の始まりだ。清流に洗われ、厳しい冬の寒さにさらされた米沢の鯉は、身が引き締まっていて泥臭さがまったくない。洗い、鯉こく、甘煮、塩焼きなど、さまざまな形の鯉料理に、今まで抱いていた鯉のイメージは一新されるはず。200年以上前の商人宿の古材で作られた、重厚な建物も必見。米沢の伝統の奥深さを感じる料理屋だ。

住所

 : 

山形県米沢市東1-8-18

TEL

 : 

0238-22-6051

営業時間

 : 

11:00~14:00、17:00~19:00(夜は要予約)

定休日

 : 

火曜

HP

 : 

http://www.yonezawa-koi.co.jp/html/indexframe.html

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