歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



ニッコウキスゲが咲く夏の尾瀬

旅の宿と見どころ

(上)「つめっこ」と呼ばれるそばのすいとん入り鍋や山椒味噌で和えた山ウドなど、ヘルシーかつ美味な夕食の献立。(下)露天風呂からは村が一望できる。
旅館ひのえまた

 檜枝岐村には天然温泉の公衆浴場が3カ所、民宿は多数ある。ゆっくりとくつろぐならやはり旅館だろう。旅館ひのえまたの前の通りをまっすぐに行けば、すぐにそこは歌舞伎舞台へと続く歌舞伎通り。歌舞伎見物はもちろん尾瀬散策や渓流釣りの拠点として申し分なしである。夕食の献立には「山人(やもーど)料理」が並ぶ。周囲を山に囲まれたこの村では昔から林業が盛んで、山で働く人たちは家からそば粉や調味料を持ち寄り、山の幸を使って料理をしたという。それが「山人料理」だ。

住所

 : 

福島県南会津郡檜枝岐村居平705

TEL

 : 

0241-75-2324
※檜枝岐歌舞伎開催日前後は大変込み合います。お早目のご予約をお願いします。

料金

 : 

13,800円~ / 一人(2名以上で宿泊の場合)

HP

 : 

http://www.oze-rhinoemata.com/

 
ミニ尾瀬公園

 国道352号線をまっすぐに走れば尾瀬御池ロッジ。尾瀬の玄関口としても知られる檜枝岐村だが、村内には尾瀬の自然を再現したミニ尾瀬公園がある。1週約2キロ、40分ほどの園内は、湿原エリア、ロックガーデン、山里・山野草エリアの3つに分かれ、それぞれで四季の花が楽しめる。尾瀬の写真を撮り続けている白籏史朗氏の写真美術館も併設され、館内には檜枝岐歌舞伎を題材にした杉崎靖夫氏の「歌舞伎画」の展示もある。

住所

 : 

福島県南会津郡檜枝岐村左通124-6

TEL

 : 

0241-75-2065

営業時間

 : 

8:00~17:00

定休日

 : 

期間中無休(12月~4月下旬は冬期間のため休み)

入場料

 : 

大人500円(5月~8月)・大人300円 (9月~11月)

HP

 : 

http://www.oze-info.jp/(尾瀬檜枝岐温泉観光協会)

手軽に尾瀬の雰囲気が楽しめるミニ尾瀬公園
 

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