歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



由緒ある建物と美しい自然が身近にある盛岡の街。

盛岡の見どころ


最も難しいもののひとつ・球体に近い形の鉄瓶。
南部鉄器 鈴木盛久工房

 南部藩内に産出する上質の砂鉄と岩鉄を使い、藩主の庇護の下に技術発展をしてきた南部鉄器。寛永二年に藩に召抱えられて以来、御用の鋳物師として腕を磨いてきた鈴木家の第15代当主が、鈴木盛久こと熊谷志衣子さんだ。今までの南部鉄器にはないモダンなセンスと、確かな技術で数々の賞を受賞。明治時代の建物だという工房兼店舗には、伝統的な茶釜や香炉などはもちろん、日常使いにしたい皿や小物など、彼女の作品が数多く並ぶ。

住所

 : 

岩手県盛岡市南大通1-6-7

TEL

 : 

019-622-3809

営業時間

 : 

9:00~18:30

定休日

 : 

年中無休(年末・年始は休業)

HP

 : 

http://www.suzukimorihisa.com/

 
株式会社あさ開 地酒物産館

 「南部杜氏」で知られる酒どころ・岩手。明治四年に創業したあき開は、大吟醸酒や純米酒、本醸造酒など100以上のアイテムを製造、販売するだけでなく、地ビールの開発にも成功。伝統的な岩手の酒はもちろん、つねに新しい味の開発にも取り組んでいる。敷地内にある「地酒物産館」では、蔵の見学(要予約)や試飲ができる直売所、ここでしか飲めない地ビールを出すレストランなど、岩手の酒の楽しみがいっぺんに味わえる観光名所だ。

住所

 : 

岩手県盛岡市大慈寺町10-34

TEL

 : 

019-652-3111(代)

営業時間

 : 

9:00~19:00

定休日

 : 

年末年始

HP

 : 

http://www.asabiraki-net.jp/

岩手産の米と水にこだわるあき開の酒。
 

山の恵み、秋の味わいをじっくり賞味。
中松屋

 四季それぞれに美味しい菓子が出ると有名な中松屋。中でも人気が高いのは秋の味覚・栗を使ったお菓子だ。みちのくの山栗を使い茶巾絞りにした「栗きんとん」は、あまりの人気に、盛岡駅でも一部扱うようになったというほどの銘菓。またその栗餡を淡味の羊羹で包んだ「饗の山(あえのやま)」は、あっさりしたあずきの甘さと、ほろりと口の中でほどける栗の甘味とのバランスが素晴らしい。薄め(8mm)に切ると、粟の美味しさがいっそう楽しめる。ぜひお土産用と自分用に買いたくなるお菓子だ。

住所

 : 

(本店)岩手県岩泉町字下宿37
(売店)盛岡駅フェザンおでんせ土産館

TEL

 : 

0194-22-3225(本店)

栗しぼり(6個入り)1,290円 / 饗の山(1棹)2,100円

 
盛岡市中央公民館・庭園 紅葉の名所

 敷地内に旧南部家別邸や重要文化財の旧中村家住宅など、さまざまな貴重な建物が点在。庭園は明治41年に南部家別邸と共に完成したもので、盛岡藩時代の下路地屋敷の池泉の面影を残しながら作庭されている。江戸時代初期は城中で使用する薬草を採る「御薬園」だったが、その後、林や泉を造り奇石珍木を集めて、藩主の遊歩の地とした風光明媚な場所。春は桜、秋はヤマモミジの見事な彩りが楽しめる。

住所

 : 

岩手県盛岡市愛宕町14-1

TEL

 : 

019-654-5366

開館時間

 : 

9:00~21:00(日曜のみ17:00)

定休日

 : 

月曜・祝日(月曜日と祝日が重なったときの翌日の火曜)・年末年始※庭園は12月から冬季閉鎖

入園料

 : 

無料(郷土資料展示室の入室は一般150円)

HP

 : 

http://goo.gl/YZ3kfj


秋は庭園がもっとも美しい表情を見せる季節。
 

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