公演情報詳細
松竹創業百三十周年 | ||
猿若祭二月大歌舞伎 |
当公演は終了いたしました。
2025年2月2日(日)~25日(火)
劇場:歌舞伎座
チケット不正転売に対する取り組みと協力のお願い
チラシ表面
チラシ中面
昼の部ポスター
夜の部ポスター
日本語イヤホンガイド、英語字幕ガイドのご案内
お食事予約のご案内
送迎ハイヤープランのご案内
※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
※チラシ資料提供:松竹大谷図書館
料金(税込)
- 1等席18,000円
- 2等席14,000円
- 3階A席6,000円
- 3階B席4,000円
- 1階桟敷席20,000円
※1階桟敷席でのお茶のサービスはございません
※幕見席の購入方法についてはこちら
※幕見席の料金およびオンライン販売はこちら
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※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
※チラシ資料提供:松竹大谷図書館
演目と配役
昼の部
其俤対編笠
一、鞘當(さやあて)
不破伴左衛門 茶屋女房 名古屋山三 | 巳之助 児太郎 隼人 |
中内蝶二 作
今井豊茂 脚本
二、醍醐の花見(だいごのはなみ)
豊臣秀吉 利家正室まつ 淀殿 福島正則 大野治房 豊臣秀頼 曽呂利新左衛門 加藤清正 前田利家 北の政所 | 梅玉 雀右衛門 福助 坂東亀蔵 左近 秀乃介 歌昇 彦三郎 又五郎 魁春 |
横内謙介 脚本・演出
三、きらら浮世伝(きららうきよでん)
版元 蔦屋重三郎 魁申し候
蔦屋重三郎 遊女お篠 遊女お菊 喜多川歌麿 山東京伝 滝沢馬琴 葛飾北斎 十返舎一九 女衒の六 彫り師の親方彫達 摺り師の親方摺松 西村屋与八郎 初鹿野河内守信興 恋川春町 大田南畝 | 勘九郎 七之助 米吉 隼人 橋之助 中村福之助 歌之助 鶴松 橘太郎 橘三郎 松江 萬次郎 錦之助 芝翫 歌六 |
夜の部
一、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
阿古屋
遊君阿古屋 岩永左衛門 榛沢六郎 秩父庄司重忠 | 玉三郎 種之助 菊市郎 菊之助 |
長谷川時雨 作
二、江島生島(えじまいくしま)
生島新五郎 旅商人 中臈江島/江島に似た海女 | 菊之助 萬太郎 七之助 |
三遊亭円朝 口演
榎戸賢治 作
三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
左官長兵衛 女房お兼 長兵衛娘お久 手代文七 小じょくお豆 遣手おかく 家主甚八 鳶頭伊兵衛 和泉屋清兵衛 角海老女将お駒 | 勘九郎 七之助 勘太郎 鶴松 秀乃介 歌女之丞 市蔵 松緑 芝翫 萬壽 |
みどころ
昼の部
一、鞘當(さやあて)
火花を散らす意気地のぶつかり合い
桜満開の吉原仲之町へやって来たのは、深編笠姿の不破伴左衛門と名古屋山三。二人は出会いがしらに刀の鞘が当たったことから斬り合いとなり、一歩も譲りません。そこへ茶屋女房が仲裁に入りますが…。
色彩豊かな歌舞伎の魅力が詰まった名場面で、奇抜な衣裳で花街を闊歩する伊達男二人が互いに譲らず、行き交う渡りぜりふが耳に心地よく響きます。錦絵のように鮮やかな、歌舞伎の様式美あふれるひと幕をお楽しみいただきます。
二、醍醐の花見(だいごのはなみ)
天下人・秀吉の絢爛豪華な舞踊劇
花の名所として知られる、京都の醍醐寺。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、北の政所や淀殿ら豊臣家ゆかりの人々を招いた盛大な花見の宴を催します。秀吉たちは、盃を傾けたあと、桜を愛でつつ舞い踊ります。
秀吉が催した一世一代の宴を題材とした華やかな舞踊劇。うららかな春の一日を描き、歴史上の人物たちが並ぶ絢爛豪華なひと幕をご覧ください。
三、きらら浮世伝(きららうきよでん)
“蔦重”の熱い魂が弾ける青春群像劇
天下泰平の世。小さな貸本屋を営みながら大きな夢をもつ男、蔦屋重三郎。時代の変化をいち早く察知し、個性豊かな若き才能を次々と見出します。ところが、質素倹約を求める寛政の改革により江戸の空気は一変し、蔦屋には財産半分没収のお仕置きが。奮闘する重三郎の熱い思いに、吉原の人気遊女お篠らが絡まり合い、遂に重三郎は起死回生の一手に出ます…。
昭和63(1988)年、銀座セゾン劇場にて、横内謙介が脚本、十八世中村勘三郎(当時勘九郎)が蔦屋重三郎を勤めた伝説の舞台が歌舞伎として装いも新たに登場。綺羅星のような若き才能を見出し、江戸文化の百花繚乱を極めた“江戸のメディア王”とも称される、“蔦重”こと蔦屋重三郎が、幕府の弾圧に立ち向かい時代を駆け抜ける――熱い魂が弾ける話題作にご期待ください。
夜の部
一、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
愛する人を思い奏でる、麗しき音色
平家滅亡後の世。平家の武将悪七兵衛景清の行方詮議のために引き出されたのは、景清の愛人、遊君阿古屋。景清の所在を知らないという阿古屋に対し、岩永左衛門は拷問にかけようとしますが、詮議の指揮を執る秩父庄司重忠が用意させたのは、琴、三味線、胡弓。言葉に偽りがあれば音色が乱れるはずだと、3曲の演奏を命じられた阿古屋は…。
3曲を実際に弾き分けながら、傾城の気品と色気、心情を細やかに表現する阿古屋は、女方屈指の大役。豪華な義太夫狂言の名作をご覧いただきます。
二、江島生島(えじまいくしま)
“禁断の恋”――儚くも美しい舞踊
三宅島の海辺に佇むのは、もとは山村座の歌舞伎役者であった生島新五郎。江戸城大奥の中臈江島と恋仲になり、それぞれ流罪となり離れ離れに。生島は江島との逢瀬を忘れられず、その面影を求めて彷徨い…。
江戸時代に大奥を揺るがした衝撃的な事件を題材とした叙情味あふれる舞踊。愛する人を想い物狂いとなった生島の様子や、一人の俳優が前半の江島と後半の海女を演じ分ける趣向がみどころです。味わい深い舞台をご堪能いただきます。
三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
義理と人情があふれる世話物の人気作
左官の長兵衛は腕の立つ職人ですが、大の博打好きで、女房のお兼とは喧嘩が絶えません。そんな家の苦境を見かねた娘のお久は、吉原に身を売ることを決意。この孝心に胸を打たれた角海老の女将お駒は、50両の金を長兵衛に貸し与えます。娘の思いとお駒の情けに心を入れ替えることを誓う長兵衛でしたが、帰り道、身投げをしようとしている若者、文七と出会うと…。
三遊亭円朝の人情噺をもとにした、笑いあり涙ありの心温まる世話物の人気作。中村屋ゆかりの配役でご覧いただきます。
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