ニュース
歌舞伎座ギャラリー「第十回 歌舞伎懐かし堂」のお知らせ
2月16日(土)、歌舞伎座ギャラリーで「第十回 歌舞伎懐かし堂」が開催されます。
▼
松竹が所蔵している過去の舞台映像から、選りすぐりの作品を上映する「歌舞伎懐かし堂」。今ではなかなか見ることができない、昭和時代の名舞台が、木挽町ホールの舞台スクリーン上によみがえります。毎月1回、歌舞伎ファン垂涎の作品をお届けしてきたこの企画も、いよいよ10回目を迎えます。
この節目を飾る作品は、昭和57(1982)年11月の歌舞伎座『恋飛脚大和往来 新口村(こいびきゃくやまとおうらい にのくちむら)』。療養のため舞台を離れ、1年4カ月ぶりに歌舞伎座へ戻ってきた二世鴈治郎が亀屋忠兵衛を、息子の扇雀(現 藤十郎)が傾城梅川を勤めています。父親孫右衛門を演じる三世延若の姿も見逃せない、上方歌舞伎の粋を感じさせる舞台です。二世鴈治郎の、東京における最後の出演となってしまった、ファンにとっても思い出深い映像をお楽しみいただきます。
木挽町ホールの床几(一部椅子席)に腰かけて、懐かしの作品をじっくりご鑑賞いただく、贅沢なひとときです。チケットは全席指定となっていますので、下記をご覧のうえ、お早めにお求めください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
歌舞伎座ギャラリー「第十回 歌舞伎懐かし堂」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『恋飛脚大和往来 新口村』(昭和57年11月歌舞伎座)
亀屋忠兵衛:二世中村鴈治郎
傾城梅川:二代目中村扇雀(坂田藤十郎)
父親孫右衛門:三世實川延若
忠三郎女房おかく:中村鴈之丞(初世中村桜彩)
■日時
2019年2月16日(土)18:30開映(18:15開場)
※上映時間は50分
■場所
(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)
■入場料
全席指定(床几席・椅子席):1,500円(税込)
2019年2月5日(火)12:00発売
チケットWeb松竹
※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。
■お問い合わせ
歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)
歌舞伎座ギャラリー特別展「平成歌舞伎三十年博」(2019年1月よりリニューアル)