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「坂東玉三郎 下関特別公演」に向けて

「坂東玉三郎 下関特別公演」に向けて

 

 6月28日(金)、山口県 下関市民会館で、「坂東玉三郎 下関特別公演」が行われます。公演に向けての思いを玉三郎が語りました。

3つ並んだ地唄の名曲

 「お客様に情景、風情、江戸の雰囲気のなかで、一時の夢を見ていただけたらいいのかなと思います。一所懸命やりますし、なるべくきれいなものをお見せし、舞台装置も照明も楽しめるものをつくります」。2年ぶりの下関の公演で玉三郎は今回、3つの地唄を踊ります。

 

 『由縁の月(ゆかりのつき)』は、「歌舞伎の『廓文章』に音楽として使われているくらいの名曲。遊女夕霧が踊る形になります。廓の雰囲気のある踊りです」。この曲が秋の風情を唄っているのに続き、夏を描いているのが『鉤簾の戸(こすのと)』。「遊女のていで、松風に自分の運命を問いたいとか、名歌詞でありまた、曲が非常によくできております」。そして、「道成寺物を地唄にするとこうなる」という『鐘ヶ岬』は春。季節の異なる、「違った雰囲気のものをご覧いただきます。期せずして“月”にちなんだものが並びました」。

 

 舞踊だけでは、「声も聞こえないし、どんな話をする人間かもわからないけれど、『口上』があれば、声も聞けて皆様との交流もできます」と、ご当地の皆様へのご挨拶「御目見得 口上」も行います。「その日、ご来場のお客様へのご挨拶、ですから、何を言うかわかりません」というお楽しみです。 

 

「坂東玉三郎 下関特別公演」に向けて

歌舞伎俳優として感じるものが多い下関で

 下関といえば源平の合戦の地、壇ノ浦がある場所。玉三郎は、平成17(2005)年に「源平壇の浦合戦八二〇年」と銘打った公演を初めて行って以来、下関での公演は14年にわたり今回で6回目を迎えます。『義経千本桜』「大物浦」に登場する安徳天皇を祀る赤間神宮を初めて訪れたときは、ゆかりのものに「歌舞伎役者として感じるところがありました」とも語りました。しかし、公演に向けての思いはまったく別のもので、「お客様に喜んでいただけるいい舞台を勤めることに集中する」ときっぱり。

 

 「そのとき、そのときを一所懸命にやる」、その様子を間近で見てきた公演実行委員会の西山玲子さんは、舞台のため常に自己管理を徹底している玉三郎の姿に驚きを隠せず、「全身全霊を込めて踊るからこそ、皆さんが感動する」ことを実感したと述べました。回数を重ねることに意味をおかず、いつも「一期一会」と思って舞台を勤めるという玉三郎。ぜひ、下関に足をお運びください。

 

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赤間関市市制施行百三十年記念

坂東玉三郎 下関特別公演

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一、御目見得 口上(こうじょう)
二、由縁の月(ゆかりのつき)
三、鉤簾の戸(こすのと)
四、鐘ヶ岬(かねがみさき)

 

出演:坂東玉三郎

 

 

日時

2019年6月28日(金)

14:00開演(13:00開場)

 

場所

下関市民会館

山口県下関市竹崎町4丁目5-1

(JR下関駅下車、徒歩7分)

 

チケット

特別席:18,000円 SS席:15,000円 S席:12,000円 A席:8,000円(すべて税込)

 

・坂東玉三郎下関公演実行委員会 事務局 080‐2898-6944

下関市民会館 083-231-6401(9:00~19:00)

ローソンチケット 0570-084-006(Lコード:62905)

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:491-985)

 

お問い合わせ

坂東玉三郎下関公演実行委員会 事務局 080‐2898-6944

2019年02月12日

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