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歌舞伎座『連獅子』特別ポスター公開

歌舞伎座『連獅子』特別ポスター公開

 

 11月1日(月)より上演中の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」第二部『連獅子』の特別ポスターが公開されました。

 歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」の第二部では、片岡仁左衛門と片岡千之助による『連獅子』を上演。祖父と孫である二人の本興行での『連獅子』の共演は今回で3回目です。さらに今回は、仁左衛門が本興行では最高齢となる77歳で狂言師右近後に親獅子の精を勤めるとあって注目が集まります。

 

 このたび公開されたポスターには、白と赤の手獅子を携えた狂言師の右近(仁左衛門)と左近(千之助)の姿が。清涼山の楚々たる風景、神々しさを連舞で描く前半部分の厳かで緊張感のある空気が漂います。孫である千之助を見つめる仁左衛門の視線からは、我が子を谷に突き落とした親獅子が、駆け上ってきた仔獅子だけを育てるという獅子の故事も連想され、印象的かつシンプルで華やかな1枚となりました。

 こちらの特別ポスターは、歌舞伎座で掲示されるほか、歌舞伎座地下2階の木挽町広場や、1階お土産処「木挽町」、歌舞伎座公式インターネットショップ「かお店」などでも順次販売予定ですので、ぜひご注目ください。歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」は26日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2021/11/01