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愛之助が芸術選奨文部科学大臣賞、勘九郎が同新人賞を受賞

 2024年2月28日(水)、令和5年度(第74回)芸術選奨の受賞者が文化庁から発表され、片岡愛之助が文部科学大臣賞、中村勘九郎が文部科学大臣新人賞の受賞者に決定しました。

 「芸術選奨」は、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術A、美術B、メディア芸術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論の12部門において、その年に優れた業績を挙げ、またはその業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた人に毎年贈られています。

 

 愛之助は、『夏祭浪花鑑』団七九郎兵衛の演技のほか、『廓文章』「吉田屋」藤屋伊左衛門、『三人吉三巴白浪』お坊吉三、『弁天娘女男白浪』弁天小僧菊之助や、新作歌舞伎での成果が評価され、このたびの受賞となりました。勘九郎の贈賞理由として、『大江山酒呑童子』での舞踊、『祇園祭礼信仰記』「金閣寺」此下東吉後に真柴久吉、『新門辰五郎』会津の小鉄の演技が挙げられています。

 賞の詳細や贈賞理由、ほかの受賞者については文化庁ホームページをご覧ください。

2024/03/01