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「立川立飛歌舞伎特別公演」中村壱太郎が公演成功祈願
2024年11月21日(木)から始まる立飛グループ創立100周年記念事業「立川立飛歌舞伎特別公演」に出演の中村壱太郎が、大本山髙尾山薬王院で公演成功祈願を行いました。
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「立川立飛歌舞伎特別公演」では、新作舞踊の『玉藻前立飛錦栄(たまものまえたちひのにしきえ)』で、壱太郎が9役の早替りを見せます。公演を前に、演目の舞台となる大本山髙尾山薬王院を参拝。大本堂での御護摩修行に参席し、公演の成功を祈願しました。「火を見ることで心も洗われましたし、4日間の立川立飛歌舞伎が特別な公演になるという気持ちがさらに増しました。横から護摩焚きを拝見することもなかなかありません。貫首様の表情と仕草を見ると、身が引き締まる思いです」と、真摯に語ります。
その後、大本堂前で鐘供養を実施。演目でも要となる鐘を目の前にした壱太郎は、「これまでずっとつかれてきた鐘だと伺いました。歌舞伎には鐘にまつわる多くの物語がありますが、このたび歌舞伎の古典である“道成寺物”から着想を得て、藤間勘十郎ご宗家が描く薬王院を題材とした新しい踊りが誕生します。その舞台となる土地に訪れ、今回ご縁となる鐘を見ることができて、感謝の気持ちとともに作品への思いも強くなりました」と、公演へ気合を込めます。
「昨今はミュージカルや演劇、音楽公演も行われている大きな劇場での歌舞伎公演。公演に関わる皆様が本当に歌舞伎を大切にしてくださっているので、その期待に応えられるよう、また今後も続くように勤められたらと思います。本日、“身体健全”と祈願いただいたので、宙乗りも安心です。無事に公演が行われることを、私もお願い申し上げました」と、笑顔で締めくくりました。
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立川ステージガーデン「立川立飛歌舞伎特別公演」は、11月21日(木)から24日(日)までの公演、チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹ほかで発売中です。