「みんなでつくる歌舞伎美人」特別編    皆様のメッセージ発表 「みんなでつくる歌舞伎美人」特別編    皆様のメッセージ発表

今回のテーマ:新橋演舞場での思い出

新橋演舞場100周年を記念して、「新橋演舞場での思い出」をテーマに、皆様のご意見を募集しました。
ご覧になった舞台や映像、ご鑑賞の際の劇場の様子、お土産やお食事、観劇仲間との交流など、
皆様にとって一番心に残るエピソードを、写真を交えてご紹介いたします。
たくさんの素晴らしいメッセージをお寄せくださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。



新橋演舞場開場100周年記念「劇場写真館」

    • 伊勢の国・猿源氏さん60代

      高校時代に新橋演舞場『桜姫東文章』で初歌舞伎!極彩色の夢の世界に陶酔しました。それから40年以上が過ぎても夢は醒めず、歌舞伎を観続けております。スーパー歌舞伎や『阿弖流為』、『風の谷のナウシカ』などの新作も劇場の雰囲気にピッタリで良かったです。歌舞伎座の工事中は毎月のように通い、改めて歌舞伎座とはまた違う良さに気づきました。

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      令和元(2019)年 新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』

    • あきさん40代

      新橋演舞場へは歌舞伎鑑賞でたびたび訪れていましたが、「東をどり」を初めて知ったのは7年前、新橋芸者衆の素敵な所作と舞踊に魅了されました。以来毎年5月に父との楽しみができました。今年は100回目!願いどおり豪華絢爛な世界を親子で堪能し、家に着いてからも話が尽きません。これからも歴史ある劇場で多くの舞台を鑑賞できますように。

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      令和7(2025)年 第100回「東をどり」

    • ねこまるさん50代

      初めて観たのは、三代目市川猿之助さん(二世市川猿翁)のスーパー歌舞伎『オグリ』。その後に続く新作歌舞伎、宙乗りや本水の演出、セリなどの舞台機構は、国立劇場に次ぐ素晴らしさがあると思います。近年は、花形俳優の熱演が見逃せません。これからも、素晴らしい舞台を楽しみにしています。

    • 春雪解さん60代

      昭和58(1983)年の初夏、経済成長著しい殺伐とした東京において、銀座の新橋演舞場は、懐かしい人情の世界にタイムスリップできる貴重な空間であった。新派公演の「蛍」。昭和初期の浅草鳥越神社付近の職人の生活が再現される。名女形花柳章太郎の後継者たらんとする坂東玉三郎さんの清冽な容姿が、伊藤熹朔の舞台装置に映える。久保田万太郎の劇作の真骨頂がラストシーンに凝縮され、感動の余韻が今も残っている。

    • きしだよういちさん60代

      忘れられないのは、『ヤマトタケル』の初演です。これは歌舞伎か、そうではないか等の論争もありましたが、舞台装置や音響、照明など新しい歌舞伎の始まりの新鮮さが感じられました。当時の歌舞伎座と比べて3階席後方でも舞台全体を見ることができたのは学生だった私としてはありがたいことでした。先般、團子さん主演の舞台を見ましたが、初演時を思い出すとともに新たな魅力をもって作品が生き続けていると感じうれしく思いました。

    • 父子雀さん50代

      わたしにとっての新橋演舞場の思い出は、スーパー歌舞伎とともにあります。関西では上演されない『リュウオー』を観るために初めて新橋演舞場を訪れました。大きな生花が飾られたロビー、空間の広がりを感じさせる客席天井のかたち、斬新な色合いの資生堂の緞帳など、他の劇場にはない瀟洒な雰囲気が強く記憶に残ってます。『オオクニヌシ』を最後に新橋演舞場には訪れてませんが、また行きたいと思っています。

    • はなさん10代

      初めて歌舞伎を観るきっかけになった、新作歌舞伎『刀剣乱舞』。元々歌舞伎に興味はあったものの、なかなか踏み出せずにいたので良いきっかけとなりました。舞台は素晴らしくてずっと感動しまくりでした。華やかな衣装に歌舞伎ならではの演出、どれもが私をどんどん歌舞伎ワールドに引き込みました。劇場内で幕間中に食べたアイスに少し身体を冷やしましたがまた舞台が始まるとその熱を取り戻しました。これからもずっと大好きです!

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      令和5(2023)年 新作歌舞伎『刀剣乱舞』

    • 阿地谷渡さん20代

      初めて新橋演舞場で観た舞台は、一人で行ったOSK日本歌劇団「春のレビュー」です。隣の方と「楽しみですね」と言い合いながら待つ時間はあっという間でした。当時学生だった私は、大人の仲間入りをしたようでうれしかったのをよく覚えています。初めて観るステージは正に豪華絢爛!すてきなダンスや歌に圧倒されっぱなしでした。最後に「桜咲く国」でかわいい傘をクルクル回したのも楽しい思い出となっています。

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      令和5(2023)年 「レビュー 春のおどり」

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