「みんなでつくる歌舞伎美人」第1回  皆様のメッセージ発表(其の弐) 「みんなでつくる歌舞伎美人」第1回  皆様のメッセージ発表(其の弐)

今回のテーマ:歌舞伎を好きになったきっかけ

 9月末の歌舞伎美人サイトリニューアルから約1カ月の間、歌舞伎を好きになったきっかけについて、国内外の、そして幅広い年代の皆様から、数百件以上のさまざまなエピソードをお寄せいただきました。そのなかからいくつかを、2回に分けてご紹介します(前半はこちら)。
 ご家族のお誘いや学校の授業、テレビ番組やシネマ歌舞伎など、歌舞伎に初めて足を運ぼうと思った理由であったり、作品の面白さ、俳優の魅力、後見や音楽など、歌舞伎ならではの要素であったりと、内容は十人十色ですが、どのエピソードからも、皆様が歌舞伎を「好き」と感じた瞬間の楽しい気持ちがあふれて伝わってきます。共感や、新しい気づきとともに、ぜひお楽しみください。
 たくさんの素晴らしいメッセージをお寄せくださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。

  • ココロンさん

    シャリンと揚幕が開き渡海屋銀平が登場する。花道を一歩踏み出し一瞬立ち止まり…そして颯爽と舞台に向かっていった。そのわずか一瞬の、美しくカッコいい立ち姿に一目で惚れてしまったのが歌舞伎にハマったきっかけでした。役を心で演じられるその方の舞台は今までにない感動で、それが観れたことは本当に幸せでした。他の役者さん方の芳香な色気や若さの熱量などの役者の魅力、歌舞伎の様式美、長唄などホント歌舞伎は面白いです!

    『義経千本桜』「渡海屋」「大物浦」のあらすじはこちら

  • たかなしさん20代

    2016年の新春浅草歌舞伎です。まずチラシを見て、これが歌舞伎?!そして公演を観て、楽しい!イケメン!わかりやすい!の三拍子。今はすっかり夢中です。歌舞伎と出会えてよかったです。

    2016年「新春浅草歌舞伎」はこちら

  • mangolitaさん30代

    昨年フランスのパリで観た「ジャポニスム2018」の歌舞伎で、中村七之助の女方を拝見して感銘を受けたのがきっかけ。しばらく海外に住んでいたので、歌舞伎がとても新鮮で、若い俳優たちが伝統芸能に従事する姿が印象的だった。

    パリ「松竹大歌舞伎」の様子はこちら

  • みちさん70代

    海外生活を体験したことがきっかけになりました。異国で、いかに日本文化を知らないか、ということを実感したからです。帰国してから、歌舞伎に通い始めました。お着物も好きですから拍車をかけました。好きな役者さんの追っかけをしたり、長唄をお稽古したりと、日々楽しませていただいています。

  • ヒイロさん20代

    新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』がきっかけです。 偶然「NARUTO -ナルト-」の歌舞伎化を知り、ドキドキしながら観劇しに行ったのを覚えています。 今では、歌舞伎を観たことがないという友人を連れて観劇しに行くようになりました!

    新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』はこちら

  • 多摩おばんさん60代

    『一本刀土俵入』を中学生のときに観て、駒形茂兵衛が侠客になる前の情けない相撲取りと、カッコいい侠客とが、同じ人だと知ったとき。なんてすごいんだろうと感じてからのファンです。

    『一本刀土俵入』のあらすじはこちら

  • 木挽町ミーミさん60代

    下町で育ち、母を始め周囲の人たち皆が大好きだったので、子供の頃から歌舞伎や古典芸能に親しんで育ちました。 学問としてではなく、生活のなかに歌舞伎のせりふがあり、遅刻をすると「遅かりし由良之助」と言われましたし、勧進帳で長唄が「浪路はるかに~」と唄えば弁慶が出てくると、母に教わりました。 私の影響で、今では主人も歌舞伎の大ファンです。

  • かおりさん40代

    落語が好きで、噺や噺家の口によく上るため、試しに、と観に行ったところ、舞台装置の華やかさ、衣裳の鮮やかさ、生演奏の迫力、演者の生声、演目の多様さ、深さや笑いなど、といったところから、総合芸術として素晴らしさに感銘を受けました。特に古典的な歌舞伎はここにしかない世界があり、そこにピタリとはまる仁左衛門さんという素晴らしい歌舞伎役者に出会えたことがきっかけです。

  • コトエさん30代

    初めての歌舞伎は、松竹座で四代目中村鴈治郎さんの襲名披露公演でした。花道真横の席で観ていたら、『連獅子』で、たまたま目の前で鴈治郎さんが数秒立ち止まりました。それまで激しく動いていたのに息も上がっておらず、汗も一切出ていない鴈治郎さんの横顔。あの瞬間、歌舞伎役者さんのすごさ格好よさを改めて感じ、歌舞伎が好きになりました。

    大阪松竹座 中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露「二月大歌舞伎」はこちら

  • Claudiaさんドイツ

    I discovered kabuki while preparing my first trip to Japan. What fascinates me the most about kabuki is its aesthetic concept: from the energetic beauty of the aragoto-style heroes, through the symbolism of dances like Renjishi in which an actor can represent complex emotions, the carefully designed costumes, to the beautiful music and mie poses. Each scene is like a moving picture! I am also impressed by the actors’ commitment to maintain the tradition. I also wish there were more tours outside of Japan. The success of previous tours have shown that kabuki is much appreciated abroad.
    (日本旅行を準備中に、歌舞伎と出会いました。 私が最も魅了されたのは歌舞伎の美的概念です。荒事の主人公が醸し出す力強い美しさや、『連獅子』のように俳優が複雑な感情を、踊りを通して表現するといった舞踊の象徴性、また慎重にデザインされた衣裳から美しい音楽や見得のポーズまで!すべてのシーンがまるで映画みたい! さらに俳優が伝統を守っていこうとする姿にも感銘を受けました。 日本以外でもぜひ公演を行ってほしいです。過去の海外公演の成功が、歌舞伎が外国の人に受け入れられていることを証明していると思います)