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鴈治郎、吉弥が「宝恵駕行列」に登場

鴈治郎、吉弥が「宝恵駕行列」に登場
鴈治郎、吉弥が「宝恵駕行列」に登場
 

 

 1月10日(木)、大阪松竹座の「壽初春大歌舞伎」に出演中の中村鴈治郎と上村吉弥が、大阪 今宮戎神社の例大祭「十日戎」の恒例行事「宝恵駕行列(ほえかごぎょうれつ)」に参加しました。

 毎年恒例の「宝恵駕行列」の起源は、江戸時代に旦那衆が、商売繁盛の神様「えべっさん(恵比寿様の愛称)」を祀る今宮戎神社へ、芸妓衆らと駕籠を仕立てて賑やかに詣でたことが始まりとされています。

 

 今年の「宝恵駕行列」では、鴈治郎、吉弥をはじめ、上方芸能の関係者や著名人、芸妓衆、福娘ら総勢500人以上が参加し、「ホーエカーゴッ!ホーエカーゴッ!」の威勢のよいかけ声とともに、ミナミの街を練り歩きました。

 

 また、二人はとんぼりリバーウォークの出発式と、大阪松竹座、戎橋の特設舞台でそれぞれ挨拶に立ち、鴈治郎は「皆様へ福をお届けしたい」と、福を授かり、福を届ける大役への思いを語り、「大阪松竹座では父、藤十郎の米寿記念の公演を行っております。ぜひ、劇場でも福をお受けとりください」と、ご来場を呼びかけました。吉弥は出発式で、「初めて乗せていただきますので、とても楽しみです」と、恒例行事への初参加に喜びの笑顔を見せました。

 

 大阪締めで戎橋の特設舞台での挨拶を締めると、舞台へ向かう鴈治郎が見送る中、吉弥らの隊列は、いよいよ今宮戎神社を目指して出発しました。 「十日戎」は明日11日(金)の残り福まで行われ、ミナミの街は終日賑わいを見せます。

 

鴈治郎、吉弥が「宝恵駕行列」に登場

 戎橋の特設舞台の様子。大勢のご見物で賑わいました

 大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」は1月26日(土)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹で販売中です。

2019/01/10