公演終了とともに、舞台写真公開は終了いたしました。
劇場写真館ミニコラム
南座では、昨年11月に、約3年の耐震補強工事を経て新開場を迎えて以来、南座新開場記念として、古典作品から、最新技術を活かしたイベントまで、さまざまな公演や催しを行っています。
建物の内外問わず、みどころがいっぱいの南座。客席上部にひろがる「折り上げ格天井」の中央に据えられたシャンデリアは、宇宙をイメージしたものです。美しい意匠がほどこされた階段の手すりや扉、随所に見られる松と竹をモチーフとした飾り金具など、見つけるたびに心ときめく装飾がお客様をお迎えします。
また、鴨川のほとり、四条大橋のそばに建つ南座の姿は、京都を代表する風景のひとつ。美しい瓦屋根が描くラインや、屋根の上に掲げられた櫓にもご注目ください。ご観劇の前後には、鴨川沿いを散歩しながら古都の風情を心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか。
今月は、「九月花形歌舞伎」として『東海道四谷怪談』を上演中。残暑厳しい9月、涼を求めて南座へ、ぜひ足をお運びください。(お食事の詳細はこちら)
歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」舞台写真館はこちら。
