歌舞伎をはじめとするお芝居や、日本の歴史・文化にまつわるキーワードを扱うパズル&クイズのコーナーです。第3弾となる今回は、ワードパズルをお届けします。
上演が予定されている公演や、歌舞伎美人に掲載されている情報のなかにも、ヒントが隠れているかもしれません。
寒さで身体も緊張しがちの季節。頭の体操や息抜きとして、ぜひ皆様でお楽しみください。
第一問
緑のマスを左から読むと…?
ヒント:歌舞伎座「二月大歌舞伎」で上演される『霊験亀山鉾』の作者の名前。「四世鶴屋〇〇〇〇」
※マスに入る文字はすべて仮名文字です

カ ギ
①歌舞伎座「二月大歌舞伎」で上演される、義経に別れを告げる静御前と、義経の行く手を阻む平知盛の亡霊が登場する、松羽目物の名作。
③歌舞伎座「二月大歌舞伎」でも登場、「三人吉三」の一人。お嬢吉三、〇〇〇吉三、和尚吉三。
④今年開場100周年を迎えた劇場「大阪〇〇〇〇〇〇」。▶ヒント
第二問
黄色のマスを左から読むと…?
ヒント:博多座「二月花形歌舞伎」で上演される『新・三国志』のテーマでもあり、千穐楽翌々日の「特別舞踊公演」の公演名
※マスに入る言葉はすべて仮名文字です

カ ギ
①博多座「二月花形歌舞伎」でも使われる、江戸時代からある演出技法で、現代では、ワイヤーロープを使って俳優が客席上や、舞台上の宙を飛ぶ。
②歌舞伎座「二月大歌舞伎」で上演の、仇討物の傑作として知られる『霊験亀山鉾』。実話をもとに仇討ちが遂げられたとされる、伊勢国(現在の三重県)の城の名前は「〇〇〇〇城」。
③客席の下手後方から舞台に向かって伸びる、役者の出入りなどに活躍する舞台の一部の呼び名。
④歌舞伎座「二月大歌舞伎」では、『菅原伝授手習鑑』の人気のひと幕「〇〇〇〇〇」に登場する三兄弟のそれぞれの女房が登場。華やかな舞を披露する。
⑤見得や足音、物が落ちたときなどのアクセントとなる音を舞台上手で打つ人の呼び名。▶ヒント
⑥歌舞伎座の正面玄関の左右に毎月掲げられる、演目ごとに主な登場人物が描かれた看板の呼び名。▶ヒント
⑦江戸時代、舞台上にあった手ごろな価格の客席。羅漢が並んでいるように見えることから「〇〇〇」台と呼ばれるようになった。▶ヒント
第三問
青のマスを左から読むと…?
ヒント:南座「三月花形歌舞伎」で上演される歌舞伎の三大名作の一つ。『〇〇〇〇〇忠臣蔵』
※マスに入る文字はすべて仮名文字です

カ ギ
①歌舞伎座「三月大歌舞伎」でも上演される『身替座禅』の作者の名前。▶ヒント
②令和4(2022)年秋の平成中村座公演で2カ月にわたり上演された、落語をもとにした宮藤官九郎による新作歌舞伎。令和6(2024)年1月にはシネマ歌舞伎での上演が決定している。▶ヒント
③長唄と鳴物の演奏者が、舞台に並んで演奏すること。▶ヒント
④博多座「二月花形歌舞伎」でも登場。舞台上で本物の水を使う演出、もしくはその水を指す。
⑤今年3月に行われる「十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業」でも上演。歌舞伎十八番の内『勧進帳』で主の義経を守るのは、武蔵坊〇〇〇〇。
第四問
紫のマスを左から読むと…?
ヒント:「十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業」でも上演される、祝儀物の演目。『舌出〇〇〇〇〇』
※マスに入る文字はすべて仮名文字です

※解答は次のページに掲載