公演情報詳細
松竹創業百三十周年京の年中行事 | ||
當る午歳 吉例顔見世興行 | 東西合同大歌舞伎 | |
尾上菊之助改め 八代目尾上菊五郎襲名披露 | ||
尾上丑之助改め 六代目尾上菊之助襲名披露 |
11月9日(日)チケット発売予定
2025年12月1日(月)~25日(木)
劇場:南座
※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
※松竹株式会社は、人権や多様性、社会理念を常に重視、尊重しておりますが、歌舞伎においては、作品の時代背景や原作の意図などに照らした表現、演出をあえてそのまま上演する場合がございます。なにとぞご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます
演目と配役
昼の部
中内蝶二 作
今井豊茂 脚本
第一、醍醐の花見(だいごのはなみ)
| 豊臣秀吉 淀殿 加藤清正 福島正則 三條殿 松の丸殿 前田利家正室まつ 曽呂利新左衛門 北の政所 | 鴈治郎 孝太郎 虎之介 鷹之資 莟玉 吉太朗 吉弥 進之介 扇雀 |
第二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
檜垣
奥殿
| 一條大蔵長成 常盤御前 お京 茶亭与市 八剣勘解由 勘解由女房鳴瀬 吉岡鬼次郎 | 幸四郎 七之助 壱太郎 橘三郎 錦吾 高麗蔵 愛之助 |
玉兎(たまうさぎ)
第三、鷺娘(さぎむすめ)
| 〈玉兎〉 〈鷺娘〉 | 玉兎 鷺の精 | 丑之助改め菊之助 菊之助改め八代目菊五郎 |
第四、平家女護島(へいけにょごのしま)
俊寛
| 俊寛僧都 丹波少将成経 海女千鳥 平判官康頼 瀬尾太郎兼康 丹左衛門尉基康 | 仁左衛門(Aプロ) 勘九郎(Bプロ) 隼人 莟玉 橘三郎 片岡亀蔵 巳之助(Bプロ) 勘九郎(Aプロ) |
※Bプロ(12月3・4・7・8・12・13・16・18・21・22・23日)
夜の部
第一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
| 工藤左衛門祐経 曽我十郎祐成 曽我五郎時致 鬼王一子菊若丸 八幡三郎 近江小藤太 化粧坂少将 梶原平次景高 喜瀬川亀鶴 梶原平三景時 大磯の虎 小林朝比奈 | 梅玉 孝太郎 愛之助 丑之助改め菊之助 虎之介 鷹之資 莟玉 菊市郎 歌女之丞 松之助 扇雀 鴈治郎 |
八代目尾上菊五郎
第二、 六代目尾上菊之助 襲名披露 口上(こうじょう)
| 菊之助改め八代目菊五郎 丑之助改め菊之助 幹部俳優出演 |
河竹黙阿弥 作
第三、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
浜松屋見世先の場
稲瀬川勢揃いの場
| 弁天小僧菊之助 日本駄右衛門 忠信利平 南郷力丸 赤星十三郎 鳶頭清次 浜松屋倅宗之助 番頭与九郎 狼の悪次郎 浜松屋幸兵衛 | 菊之助改め八代目菊五郎 幸四郎 愛之助 勘九郎 七之助 巳之助 鷹之資 橘太郎 片岡亀蔵 歌六 |
第四、三人形(みつにんぎょう)
| 奴 若衆 傾城 | 巳之助 隼人 壱太郎 |
みどころ
昼の部
第一、醍醐の花見(だいごのはなみ)
花の名所として知られる、京都の醍醐寺。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、北の政所や淀殿ら豊臣家ゆかりの人々を招いた盛大な花見の宴を催します。秀吉たちは、盃を傾けたあと、桜を愛でつつ舞い踊ります。秀吉が催した一世一代の宴を題材とした華やかな舞踊劇。うららかな春の一日を描き、歴史上の人物たちが並ぶ絢爛豪華なひと幕をご覧ください。
第二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
平家全盛の世。公家の一條大蔵卿は、能狂言にうつつを抜かし、人々から阿呆と噂される人物。大蔵卿は源氏の棟梁・源義朝の愛妾であった常盤御前を妻に迎えています。源氏の忠臣・吉岡鬼次郎とその妻お京は、常盤御前の源氏再興の思いを探るため、大蔵卿の館に潜り込みますが…。
「檜垣」では大蔵卿の阿呆ぶりがユーモラスに描き出され、「奥殿」では忠義ひと筋の鬼次郎夫婦を前に、常盤御前と大蔵卿、それぞれの本心が明かされるドラマチックな展開となります。愛嬌あふれるつくり阿呆から一転、源氏に心を寄せる大蔵卿が颯爽とした本性を現す演じ分けはみどころです。味わい深い義太夫狂言の名作をご堪能ください。
玉兎(たまうさぎ)
第三、鷺娘(さぎむすめ)
〈玉兎〉
月に住む兎が、薄の広がる野原で餅つきをしています。狸と兎が討ち合う立廻りを、爺、婆をまじえてみせたあと、中秋の月夜に浮かれた兎は、いつまでも遊び呆けるのでした。
このたび、襲名披露狂言として菊之助が玉兎を勤め、餅つきの姿で可愛らしく踊ります。清元の人気舞踊をお楽しみください。
〈鷺娘〉
しんしんと雪の降る水辺に、白無垢姿の娘が佇んでいます。蛇の目傘を差したこの娘は、人間の男との道ならぬ恋に思い悩む鷺の精で、切ない恋心を次々と見せていきます。恋する男と結ばれた頃の昂揚感から、やがて恋の妄執が甦り…。
宝暦12(1762)年に初演された本作は、恋に迷う女性の姿をさまざまに見せていきます。歌舞伎の長唄舞踊のなかでも屈指の名作を襲名披露狂言としてご覧に入れます。菊五郎演じる鷺の精が、幻想的な美しさのなかで激しい情念を見せる幕切れにもご注目ください。
第四、平家女護島(へいけにょごのしま)
絶海の孤島、鬼界ヶ島に流された俊寛。平家打倒の密議が露見し、丹波少将成経、平判官康頼とともに流罪となり、3年が経ったある日、島で出会った海女の千鳥と成経が夫婦になるというので、皆でささやかな祝言を挙げます。そこへ水平線の彼方から船影が。そろって都へ帰れると喜びあうのも束の間、赦免船から現れた瀬尾太郎兼康が読み上げる赦免状には成経と康頼の名前だけで、俊寛の名前はなく…。
享保4(1719)年に大坂竹本座で人形浄瑠璃として初演し、翌年には歌舞伎として上演された『平家女護島』。この鬼界ヶ島の場面は屈指の人気を誇り、幕開きの憔悴した姿から断崖絶壁での象徴的な幕切れまで、俊寛の姿は観る者の胸を打ちます。近松門左衛門のドラマ性あふれる名作をどうぞご堪能ください。
夜の部
第一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
源頼朝の重臣・工藤祐経の館で催されているのは、工藤が巻狩りの総奉行に任命されたことを寿ぐ祝宴。そこへ、小林朝比奈の手引きで曽我十郎と五郎の兄弟が対面を許されてやって来ます。父の仇を討とうと逸る五郎が、工藤に詰め寄ると…。
鎌倉時代に実際に起きた曽我兄弟の仇討ちの物語は、江戸歌舞伎で初春の吉例として上演された祝祭劇。絢爛豪華で多彩な役柄がそろい、このたびは鬼王の一子菊若丸が登場するのもみどころ。歌舞伎の様式美あふれるひと幕をお楽しみください。
八代目尾上菊五郎
第二、六代目尾上菊之助 襲名披露 口上(こうじょう)
舞台上に裃姿の俳優がそろい、一人ひとりお祝いの口上が述べられます。八代目尾上菊五郎、六代目尾上菊之助からは、このたびの襲名披露のご挨拶を申し上げます。華やかなひと幕をお楽しみください。
第三、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
鎌倉雪の下の浜松屋にやってきたのは、美しい武家の娘と供の若党。婚礼の品を選ぶうち、娘は万引きの疑いをかけられ、額に傷を負ってしまいます。やがて、万引きは誤解だったことが知れると、詫びの100両を手に入れ、悠々と立ち去ろうとする二人。しかしそこに一人の侍が現れ、娘の意外な正体が明らかに…。
五人の白浪(盗賊)が活躍することから「白浪五人男」の通称で知られる人気作。正体を見破られた弁天小僧菊之助が悪党の本性を現す男女の役柄の変化がみどころの「浜松屋見世先」から、五人男が立ち並ぶ姿が錦絵のように華やかな「稲瀬川勢揃い」まで、七五調のせりふが心地よい粋な舞台をお楽しみいただきます。菊五郎が弁天小僧菊之助を勤め、襲名披露狂言ならではの豪華な顔ぶれがそろう華やかなひと幕にご期待ください。
第四、三人形(みつにんぎょう)
夜桜が行燈に映える吉原仲之町。今評判の傾城と、通い詰める馴染みの若衆、そしてその供の奴がやってきます。三人は軽妙に踊りに興じ、廓の夜は更けていくのでした。
古風な味わいを残す常磐津の舞踊をご堪能ください。
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