歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



題字・紫舟、インタビュー・文・富樫佳織、写真・TONY、構成・佐藤奈緒、撮影協力・TANAGOKORO THE BAR

 歌舞伎を観ることを人生の楽しみに組み込むと、一生のうち何度も同じ演目に出会うことになります。1年、時には10年以上の時を隔てて、かつて観た芝居に再会する時、、、人は何を感じるのか。変わらない中に新しさを秘める歌舞伎を、予習なし!解説なし!でご覧いただき、心の動くままに楽しみを見出す「感客道」です。

 今回は、エディトリアル・ディレクターの石川次郎さんと舞台を拝見しました。「POPEYE」、「BRUTUS」「TARZAN」といったカルチャー誌の編集長を務め、新しい知識を得る楽しみ、新しい体験を通して感じる楽しみを「人生の豊かさ」として多くの人に投げかけ続けています。
 ところが今回、歌舞伎座の客席に座ったとたん、驚きの事実が明らかに!

1.自分の中に流れる「日本人らしさ」と出会う
2.なにも起こらない場面に見る、芸の凄み
3.歌舞伎に生き続ける 少年時代の記憶
4.サードプレイス ?日常を忘れてくつろげる場所

富樫佳織の感客道

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