歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



題字・紫舟、インタビュー・文・富樫佳織、写真・TONY、構成・佐藤奈緒

 歌舞伎のストーリーには主や親の無念を晴らすための仇討ち、戦に勝つために子供を殺すといったテーマが少なくありません。現代の生活の中ではどんな理由であれ認められないにも関わらず…。
 武士道や戦国の常識がそのまま上演される舞台を現代の私たちが観て楽しめるのは一体なぜなのか?

 今回はコメディアンとして活躍しているパックンと、時代物の名作のひとつ『盛綱陣屋』などを拝見しました。
 日本とアメリカ、両方の文化や気質を知っているパックンが武士道をどう捉えているのかを聞いてみたい!…新鮮な発見と深い洞察に満ちた感客道です。

1.歌舞伎の劇場はサービス精神に満ちている
2.面白い!ことをとことん追求した芝居
3.バックストーリーを育てれば芝居は断然おもしろい!
4.日本人として生きる心を劇場で確認する

富樫佳織の感客道

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