歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



題字・紫舟、インタビュー・文・富樫佳織、写真・中庭愉生、構成・小山龍介(編集部)

 江戸時代に生まれ、現代にその生命を脈々と伝える歌舞伎。その作品を観て、私たちは何を感じるのか。心で感じる「感客道」。

 前回に続きクリエイティブディレクターの箭内道彦さんとともに感劇します。

 箭内道彦さんは、広告クリエイターとしてタワーレコードのCMや資生堂の「uno」のCMシリーズなど一度目にしたら忘れられない作品の生みの親。おそらく現在、日本で最も多くのCMを作っているクリエイターです。そのご活躍は広告にとどまらずCDジャケットや映画ポスターのグラフィックや、フリーペーパー『風とロック』の発行、『風とCM』『クリエイティブ合気道』などの著書や作品集と広いジャンルに渡っています。

 歌舞伎を観て“言葉にならない気持ち”それどころか“今までの人生で体験したことのない感覚”を受け取ったという箭内さん。その感覚とは一体何なのかを探ります。

1.歌舞伎とロックⅡ?破壊から生まれる力
2.渋谷と歌舞伎
3.アウェイ?ドキドキしながら創り続けるための場所

富樫佳織の感客道

バックナンバー