歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



題字・紫舟、インタビュー・文・富樫佳織、写真・TONY、構成・中西由紀(編集部)

 400年もの間、江戸の、そして日本中の劇場で呼吸をし続けてきた歌舞伎。人間の一生を遥かに超える芸能に対峙する時、沸き上がるものとは何か。各界でご活躍されているかたの心を通じ、感じることを探ります。

 今回、感客となってくださったのは演出家の串田和美さん。
1966年、劇団自由劇場の旗揚げに参加して以来、日本の演劇シーンをリードしてきた串田さん。歌舞伎ファンの方には「コクーン歌舞伎」の“監督”と言えばより親しみ深いでしょうか。

 独自の世界観で歌舞伎に息を吹き込む串田さんは、どんな目線で歌舞伎を、そしてこの劇空間を感じているのでしょうか。

1.観客のプロになるのは難しい!
2.解らないから、分かること
3.歌舞伎に生きる“芝居の遺伝子”
4.何かが起こる予感。それが劇空間
5.来年はヨーロッパへ

富樫佳織の感客道

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