招き看板

まねきかんばん

 12月の京都南座「吉例顔見世興行」では劇場正面に出演俳優の名前が書かれた看板が掲げられ、京都の師走の風物詩となっています。これを「招き看板」あるいは略して「まねき」と呼び、江戸の芝居小屋から続く宣伝方法ですが、現在ではこの顔見世興行が最もおなじみとなっています。その名の通り「招き入れる」という意味合いから興行の大入をイメージしていますが、見た目にも古風な味わいで歌舞伎芝居の風景に良く似合います。(K)

まねぎ書き



解説

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