大晦日 歌舞伎座でオペラ鑑賞

MET

▲ 大晦日、歌舞伎座での上映は3回目。オペラ好きの方にはすっかり恒例の年末行事。

  オペラの殿堂ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場と松竹との新たな取り組みMETライブビューイング恒例の大晦日・歌舞伎座での上映が今年も行われました。

 今年のプログラムは、2008-9シーズンで創立125周年を迎えたニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で9月22日に行われた華やかなオープニング・ガラ。

 最高の歌姫ルネ・フレミングのために、ファッション界の伝説的デザイナー、ジョン・ガリアーノ、クリスチャン・ラクロワ、そしてシャネルのカール・ラガーフェルドが衣裳をデザイン。彼女ならではの3演目、ヴェルディ≪椿姫≫(第2幕)、マスネ≪マノン≫(第3幕)、R.シュトラウス≪カプリッチョ≫(最終場面)が上映されました。合間にはバックヤードの映像や、ルネ・フレミングへのインタビューなどもあり、こちらもMETライブビューイングならではのお楽しみ。

 HD映像上映と6チャンネル音響再生の最高の環境と技術を駆使したハイクオリティーな映像が、デザイナー達の美しい衣裳を鮮明に写し、クローズアップは劇場での観劇以上の迫力を感じさせます。音響の良い歌舞伎座ならではの音の広がりと、うっとりとするような美しい映像をお客様も楽しんでいらっしゃいました。

  字幕入りなのでオペラ初心者にも安心してご覧いただけるMETライブビューイング。これからの予定はこちらをご覧ください。

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▲ 写真左:オープニング・ガラの懸垂幕。写真右:ロビーではパンフレットも販売。

2009/01/06