新春浅草歌舞伎・二月花形歌舞伎出演者が抱負を語る

▲今年もユニークな「新春浅草歌舞伎」のチラシができあがりました!
初春浅草の風物詩として、すっかり定着した
「新春浅草歌舞伎」。2008年は2月には同じ顔ぶれが博多座に登場。「
二月花形歌舞伎」の公演を行うと大きな話題になっています。
注目の公演に先立ち、新春浅草歌舞伎と二月花形歌舞伎の出演者が取材会を開き、 それぞれ抱負を語りました。
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愛之助―――
「新春浅草歌舞伎」に出演させていただけること、有難く嬉しく思っております。序幕の『傾城反魂香』では、狩野雅楽之助を本興行で初めて勤めさせていただきます。『弁天娘女男白浪』では日本駄右衛門を勤めます。実はこの歳でこれが2回目のお役なんです。思いもよらず、本当に嬉しいやら、恐ろしいやら(笑)。
夜の部は『与話情浮名横櫛』の与三郎で初役でございます。私は大阪の人間なので、みなさんが普段苦労してらっしゃる上方の言葉は平気なのですが、江戸弁というのは全く喋れないもので、捨てゼリフがメロメロになるんじゃないかなと・・・気を引き締めて勤めたいと思っています。
2月の博多座は、『義経千本桜』の相模五郎、亀治郎さんとの『団子売』。それから『鳴神』は本役では初役でございます。本年(2007年)7月、大阪松竹座で代役でさせていただいたのですが、がむしゃらで、何がなにやら判らないうちに終わってしまったので、今回はきちんと習って勤めたいと思っています。
獅童―――
おかげさまで、「新春浅草歌舞伎」に出演させて頂き8年目を迎え、序々に若い世代のお客様にも来ていただけるようにもなりました。始まった頃は、本当に客席が寂しくて、「来年はもっと一杯にしたいね」って、いつもこの仲間たちと夢を語り合っていました。
最近ようやくこの公演も根付いてきて、浅草で歌舞伎を見始めた、当初は歌舞伎初心者だったお客様からも、「今度は、獅童さんのこういう役を見たい」というような手紙をいただくようになりました。お互いに1年1年歳をとって来たような、そこがまた浅草の良いところだと思っています。
そんな中、地方にいらっしゃる若い学生さんたちから「東京で話題になっている舞台だから見に行きたいけれど、交通費・宿泊代などを考えると見に行けない」っていう話をうかがっていました。僕らの中でも、「いつか、1月浅草の後、2月はどこかに行きたいね」って話をしていて、こういったファンの方たちの声が今回の博多座で公演させていただく原動力になったと感じています。非常にありがたいと思っています。
博多でもこういった若手の歌舞伎の公演が序々に根付いていったらいいなと思っています。なかなか普段できないような大きなお役を一年の始まりにできるのはありがたいことですし、とにかく若手公演ですから、舞台の上で火花を散らせて、一生懸命体当たりでやっていきたいと思っています。
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