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尺八の音とともに姿を現した男の、怪しい風体は…

虚無僧(こむそう)

 『仮名手本忠臣蔵・九段目山科閑居の場』では、大星由良之助のわび住まいの門口へふらりと現れた人物がいきなり尺八を吹き始めます。

 実はこの男、戸無瀬、小浪を追ってやってきた加古川本蔵なのですが、肩まですっぽり入りそうな編笠に着流し、とても大名家の家老とは思えぬお忍びの姿。時代劇などでも時々見かける、この見るからに怪しい風体は≪虚無僧≫といわれる人々の姿です。

 続きは「歌舞伎 今日のことば」でお楽しみください。

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