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松也、自主公演「挑むvol.3~歌舞伎役者の粋と意気~」出演者が意気込みを語りました

松也、自主公演「挑むvol.3~歌舞伎役者の粋と意気~」出演者が意気込みを語りました

▲ 写真左から尾上松五郎、市川左字郎、尾上音一郎、尾上松也、澤村國矢、尾上徳松、尾上隆松

 8月20日(土)、21日(日)、東京・吉祥寺 前進座劇場で開催される「挑むvol.3~歌舞伎役者の粋と意気~」。主催の尾上松也ら出演者が公演への思いを語りました。

尾上松也
 3年目の「挑む」公演で舞踊に加え、初めてお芝居として『与話情浮名横櫛 源氏店』が上演でき感慨深く、全員がフル出場する舞台を今からとても楽しみにしています。さらに公演も2日間3回になり、1日公演日が増えることでお芝居にも余裕が生まれ、さらに良い物をお見せできるのではないかと思っています。

 『源氏店』は、父(六代目尾上松助)が蝙蝠安を勤めていたこともありよく見ていました。私が言うのもおこがましいのですが、父は江戸前気質のある役者で、私自身この演目に憧れをもって見ていたのかもしれません。ですから蝙蝠安ばかり見ていたので与三郎の印象があまりなくて・・・(笑)。今回は菊五郎のお兄様に監修をしていただきます。出演者全員勉強になり、非常に有難いと思っています。『三社祭』はいつか挑戦したいと思っていました。すごくアクティブで掛け値無しに楽しい舞踊ですので、お客様にも大いに楽しんでいただきたいと思っています。開演前には出演者によるご挨拶もありますが、舞台とは違う一面をお見せできればと思っていますので、そちらもぜひお楽しみに。

尾上隆松
 幕開きの『子宝三番叟』では皆様が元気に明るくなっていただけるように踊ります。『源氏店』では藤八を勤めます。このお芝居の第一声は藤八で、舞台の空気を創る重要なお役です。飽きの来ない藤八だったねと皆様にいっていただけるように勤めたいと思っています。

尾上徳松
 今回は『子宝三番叟』という舞踊に加え、お芝居の『源氏店』でおよしを勤めますから、前回の公演とは気持ちも違い、両方に集中しなくてはという思いで、今から精神的にバランスが悪くて・・・(笑)踊りにも、舞台にも、お客様にも、そして自分にも誠実に勤めたいと思っています。

尾上松五郎
 『源氏店』で和泉屋多左衛門を勤めます。最後に登場するお役ですので、それまで皆さんが創ってきたお芝居の空気、流れに乗れるようにしていきたいというのが一番の目標です。またお富の兄であるということが皆様に分からないように芝居を運んでいきたいと思っています。

澤村國矢
 『源氏店』で蝙蝠安という大きなお役を勤めさせていただきます。強請りに来る小悪党ですが、間抜けなところもあり、出自も悪いわけではないので、柄が悪いと思われないような"悪党加減"を出せるように、また、後半与三郎が引き立つような空気を創りたいと思っています。

市川左字郎
 『源氏店』でお富を勤めます。粋で色気があり、それでいて与三郎には可愛らしいところもみせ、男っぽい気の強いところもあります。入念にお稽古をし、役に感情を一味加えられるように、そしてカッコイイお富が舞台に出せるように勤めたいと思っています。

尾上音一郎
 『三社祭』で善玉を勤めます。ハードな動きもあるのですが、そこを軽快に、漁師としての軽やかさをお見せしたいと思っています。善は思いきり、悪はそれ以上、という悪玉の松也さんとの踊りの対比を見ていただきたいと思いますし、息のあった所もお見せしたいと思っています。

松也、自主公演「挑むvol.3~歌舞伎役者の粋と意気~」出演者が意気込みを語りました

2011年07月29日

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