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吉右衛門、又五郎らが「松竹大歌舞伎 中央コース」に宮城県の中学生を招待

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▲ 前列中央に中村歌六、中村歌昇、中村又五郎、中村吉右衛門、中村錦之助、中村芝雀と、岩沼市立玉浦中学校の皆さん

 

 7月12日(金)、「松竹大歌舞伎 中央コース」岩沼市民会館公演に、東日本大震災で被災された宮城県岩沼市から、岩沼市立玉浦中学校全校生徒の皆さんが招待されました。

 今回の公演への招待は、中村吉右衛門をはじめとする公演出演者、関係者の、「復興に向けて頑張っていらっしゃる市民の皆様の、少しでも心のやすらぎになれば」との思いから実現したものです。この申し出に対し、復興と将来の街づくりを担う若者たちの情操教育の一環として、特に被害の大きかった岩沼市立玉浦中学校の全校生徒が招待されることとなりました。

中村吉右衛門

 公演終了後には、玉浦中学校の生徒の代表から、「今日、初めて生で歌舞伎を観て感動し、その迫力に圧倒され、歴史の重みを感じました。日本を代表する歌舞伎という伝統芸能に触れる貴重な経験を与えていただき、たくさんの勇気をもらいました。これからもどんどん日本文化に触れていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と、観劇の感想とお礼の言葉があり、続いて、岩沼市を代表して市長や教育長からも感謝の言葉が述べられました。

 これを受け、出演者を代表して吉右衛門が、「歌舞伎は400年続いている歴史ある伝統芸能ですが、脈々と受け継がれている歴史のなかには宝物がいくつも埋もれていて、私たち役者は一生をかけてそれを探しています。皆さんも昔ながらの慣習や言い伝え、文化などの歴史を大切にしながら、新しいことに向かってチャレンジしていく勇気ある人になってください。応援しています」と、生徒さんたちに言葉を送りました。

 その後、生徒169人と出演者、市長らで記念撮影が行われ、和やかな雰囲気のなか、心温まる交流は終了しました。

2013年07月17日

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