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歌舞伎座 八月納涼大歌舞伎 製作発表記者懇親会

歌舞伎座 八月納涼大歌舞伎 製作発表記者懇親会

中村橋之助―――
中村橋之助 八月納涼大歌舞伎は、思い入れも大きくて、この8月を指折り数えるほど楽しみにしていました。

 第一部の『三人連獅子』ですが、橋之助を襲名したころ、三日間だけ子獅子を勤めさせていただいたことがあります。その舞台の一週間程前に盲腸の手術をしたのですが、その時勘三郎の兄と私の姉が恋愛をしており、自分の病室がデートの場所になっていたのを覚えています(笑)。

 第二部の『つばくろは帰る』。チラシに名前は書かれていませんが、通行人として宜生と出演させていただくので、こちらもお楽しみに。『大江山酒呑童子』は、先代の勘三郎のおじさまから、教えられたことを思い出しながら勤めたいと思っています。

 第三部の『紅葉狩』は余吾将軍平維茂を勤めます。大変好きな役で、今回が初役です。勘太郎さんよりも興奮しているかも知れません(笑)。そして『愛蛇姫』では、野田さんのセリフの素晴らしさを感じ取り、どっぷりとお稽古から楽しんで勤めさせていただきたいとおもいます。


坂東彌十郎―――
坂東彌十郎 今回は、遠慮気味に5演目で5役を勤めさせていただきます(笑)。実はすべて初役です。『女暫』の蒲冠者範頼という大役のあと、『らくだ』で、家主の女房を勤めます。この配役を聞くだけで笑ってしまうかたもいらっしゃると思いますが、自分では真剣に普通のおかみさんを勤めさせていただこうと思っています。

 『つばくろは帰る』では、明治座で初代松緑さんがなさったとき、私の父・初代坂東好太郎が演じた蒲団屋万蔵を勤めさせていただきます。とても恵まれたことだとおもっております。また、兄の孫である、小吉が大役をさせていただきますことも大変感謝しております。『大江山酒呑童子』の四天王を、息子の新悟と一緒に勤めます。息子にしっかりしろと言われないように頑張らなくてはいけないなと思います。

 『愛蛇姫』はオペラのストーリーとほとんど変わらず進んでいくので、オペラはご覧になるけれど、歌舞伎は見たことがないという方にも面白く見ていただけるのでは無いでしょうか。


中村勘太郎―――
中村勘太郎 8月は第一部『女暫』の轟坊震斎からはじまって、すべてが初役です。一から教わり勤めたいと思っています。

 『つばくろは帰る』では、弟の七之助と良いカップルを勤めたいと思っています(笑)。『大江山酒呑童子』の坂田公時は初めての赤っ面、楽しく明るく動いてみたいと思っています。

 そして『紅葉狩』・・・まるで盆と正月が一緒に来たような思いです。本当に嬉しくて、涙が出そうな思いでおります。一生懸命に勤めたいと思っております。『紅葉狩』といえば、山神を勤めさせていただいた時、(右源太の)父と(左源太)の三津五郎のお兄さんが、後ろからじーっと見ていたという恐ろしい思い出があります(笑)。そして『愛蛇姫』は・・・鈴木です(笑)。


中村七之助―――
中村七之助 八月納涼歌舞伎では、いつも身に余る大役を勤めさせていただいております。今回も『女暫』『つばくろは帰る』『大江山酒呑童子』『愛蛇姫』、すべて初役で勤めさせていただきます。

 若手俳優同士で話をすると、八月納涼大歌舞伎に出たいと言ってくださる方が多くいらっしゃいます。役者にそう言ってもらえる公演に、出演させていただけることは本当にありがたいことだと思いますし、そのことを自覚しながら中途半端にならないように、一つ一つ丁寧に一生懸命勤めるつもりです。

 公演情報はこちらをご覧下さい。
  歌舞伎座 八月納涼大歌舞伎

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